青森県は本州最北の県で、全国8番目の面積があります。
青森県は西側を日本海、北側を津軽海峡、東側を太平洋と、三方を海に囲まれている県で、それぞれ気候や風土も異なります。
車で走っていて広い!と感じる県の一つですが、海あり山もあり自然も沢山あり、観光スポットも沢山あります!
私が実際にドライブして良かった観光スポットを厳選して幾つかご紹介します!!
①津軽エリア ⇒ 津軽半島・五所川原・弘前・青森など
②十和田・八甲田山エリア ⇒ 十和田湖や八甲田山
③南部エリア ⇒ 下北半島や八戸など
の3エリアに分けてご紹介します!
①津軽エリア(津軽半島・五所川原・弘前・青森など)
竜泊ライン
ここは?
龍飛岬方面に行く時に是非とも通りたいドライブコースが「竜泊ライン」です。
五所川原から龍飛岬に向かう道路のイメージとしては、大きな湖「十三湖」の近くを通り抜けて、日本海が見える場所を通り、標高が高く見晴らしが良い場所も通り龍飛岬に向かって行きます。
五所川原や弘前方面から龍飛岬に向かう場合は、この道路が最短ルートになっていて、青森市方面からは少し遠回りになりますが、是非とも通ってみたい道路です。
竜泊ラインから見える景色は絶景ですし、ワインディング部分含めて基本的に法定速度なので、気持ち良くドライブする事ができます。
場所
龍飛岬
ここは?
「ご覧あれが竜飛岬、北のはずれと~♪」。
つい口ずさんでみたくなりますが、ここが津軽海峡冬景色で有名になった龍飛岬です。
龍飛岬に来たらまず龍飛岬灯台へ。この辺りが必ず訪れたい定番スポットになっています。
勿論龍飛岬灯台からの景色は素晴らしいですが、駐車場から逆方向に行った先にある徒歩専用橋を渡って行ける「碑の丘」という場所からの景色も絶景だったりします。
その他岬付近には、車が通れない階段の国道「階段国道」や、ボタンを押すと大音量で津軽海峡冬景色が流れる「津軽海峡冬景色歌謡碑」などの観光スポットがあります。
場所
眺瞰台
ここは?
眺瞰台(ちょうかんだい)は竜泊ラインの途中にある絶景展望台です。
日本海はもちろん、竜飛岬や北海道までも見渡せます。
目の前が開けた開放感ある展望台で、有名な龍飛岬よりも眺めがいいと思います。
有名な竜龍飛岬に隠れていますが、是非とも訪れたい絶景スポットです。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
立佞武多の館
ここは?
立佞武多の館(たちねぷたのやかた)は五所川原市街地にある観光施設で、高さ20mを超える立佞武多の常設展示をしています。
立佞武多の館自体も山車が入るよう高い建物になっていて、中はフロアが螺旋状になっています。
そのフロアから大きな山車の周りを周りながら見学することができます。
高層ビルのように高い立佞武多は近くでみると圧倒されます。
こんな大きな山車が街中を周るのかと思うと、実際の祭りを見てみたい気持ちになってきますね。
場所
太宰治記念館「斜陽館」
ここは?
五所川原郊外にある「斜陽館」は小説家太宰治が生まれる2年前の1907年(明治40)に太宰治の父・津島源右衛門によって建てられた豪邸です。
歴史ある建物になると思いますが中を見学する事もでき、太宰治ゆかりの品や、作品を見学する事ができます。
太宰治のファンも、太宰治の事をあまり知らない人も、太宰治について知る事ができます。
「斜陽館」がある金木周辺は、太宰治ゆかりの地ということで、太宰治に関する建物などが幾つかありますので、併せて訪れるのもいいと思います。
場所
弘前公園
ここは?
弘前公園は弘前の街中にある大きな公園で、お城の公園としてはかなりの広さがあります。
その公園内には、日本に12しかない現存天守閣の一つ、弘前城や日本最古のソメイヨシノなど見どころ満載です。
また、毎年ゴールデンウイーク頃には、広い弘前公園中に桜が咲き乱れ、弘前四大祭の一つ弘前さくらまつりが開催されます。
また弘前さくらまつりは夜桜も素晴らしいです。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
岩木山・岩木山スカイライン
ここは?
岩木山は津軽富士とも呼ばれ、津軽・弘前のシンボルです。
岩木山の周りには高い山は無いので、遠くからでも良く見えます。
そんな岩木山ですが、山頂まで登る事もできます。
有料道路の「岩木山スカイライン」が通っていて、8合目まで車で登る事ができます。
8合目からの景色も素晴らしいですが、リフトに乗って9合目まで登るともっと素晴らしい景色が望めます!
リフトを降りて山頂へ歩いて行くと、絶景が待っています!
山頂への道は岩木山の名の通り岩がごつごつしているので、少なくともスニーカーなど歩きやすい靴等の格好が必須です。
場所
禅林街
ここは?
禅林街は弘前市街から程近い場所にあり、33もの寺院が並ぶ全国でも珍しい場所です。
寺院が並ぶ街並みは趣きがあり、車を降りて散策するのもいいと思います。
「長勝寺 三門」の前辺りにある案内看板を見ると沢山の「卍」。
記念撮影にもどうぞ。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
津軽藩ねぷた村
ここは?
津軽藩ねぷた村は弘前城がある弘前公園近くにあって、弘前のねぷたを知る事ができる施設になっています。
実物大のねぷたを展示していて、絵柄が細かく描かれているのもよく分かります。
有料エリアではねぷた以外にも、津軽三味線の実演などもしています。
その他敷地内にはお土産物店などが並び、観光スポットとして充実している場所になっています。
場所
青函連絡船 八甲田丸
ここは?
北海道と青森を結ぶ「青函トンネル」ができる前までは津軽海峡を「青函連絡船」が運行していました。
その当時に運行していた本物の連絡船・八甲田丸を博物館に改装・保存しています。
船内では青函連絡船が運行していた当時の様子を知る事ができ、実際のエンジンルームや当時輸送していた本物の列車や機関車なども展示されています。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
ねぶたの家 ワ・ラッセ
ここは?
ねぶたの家 ワ・ラッセは、主に青森のねぶた祭りを知る事ができる施設になっています。
ねぶたの歴史を知る事ができる他、ホールでは巨大なねぶたの展示もしてあります。
ねぶた祭りは基本夏限定のお祭りですが、こちらに来れば通年でねぶた祭りに触れる事ができます。
ねぶた自体動かない展示ですが、祭の時に見るよりも間近で目にする事ができるので、逆に迫力があるかも!?
場所
青森県観光物産館アスパム
ここは?
青森県観光物産館アスパムは青森一高い高層ビルで、その三角形の形は青森の頭文字「A」をイメージしています。
ビルの中は複合ビルのようになっていて、様々なテナントが入居しています。
しかし観光客向けの施設も多く入り、1階にはお土産物店や食事店が並ぶフロア、2階は「市町村ホール」「青い森ホール」、13階は「展望室」になっています。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
三内丸山遺跡
ここは?
三内丸山遺跡は日本最大級の縄文集落跡で、今も調査や研究が続いています。
その遺跡の入口には縄文時遊館があり、重要文化財約500点を含む約1,700点の出土品を展示しています。
縄文時遊館の先には縄文時代の様子を再現した「縄文のムラ」もあり、縄文時代当時の様子を知る事ができます。
最近、世界遺産登録勧告を受けた「北海道・北東北の縄文遺跡群」ですが、その中に三内丸山遺跡も含まれています。
場所
②十和田・八甲田山エリア
城ヶ倉大橋
ここは?
城ヶ倉大橋は上路式アーチ橋(アーチの上に道路がある橋)では、アーチ支間長が255mと日本一の長さを誇る橋です。
城ヶ倉渓流の上に架かる橋で、谷底からの高さは約122mもあります。
橋の両端には無料の駐車場があり、その展望台からは城ヶ倉渓流と城ヶ倉大橋の絶景を望む事ができます。
冬は雪に覆われて通行止めになりますが、秋には一面が真っ赤に紅葉する青森県屈指の紅葉スポットでもあります。
紅葉していない時期でも、展望台や橋の上からは八甲田の大自然を望む事ができます。
場所
奥入瀬渓流
ここは?
奥入瀬渓流は青森県を代表する観光スポットの一つで、十和田湖に流れる奥入瀬川の一部分の事です。
十和田湖畔・子ノ口から焼山までの約14kmになる奥入瀬渓流には「阿修羅の流れ」をはじめ様々な見所があり、渓流に沿って遊歩道が整備されているので渓流を見ながらお手軽に散策する事ができます。
また渓流沿いには車道も整備されていて、車で移動している時に良い景色があった時は所々にある駐車スペースに車を停めてから景色を眺めるる事もできます。
とは言え、それぞれの駐車スペースは少なく、人や車が少ない時しかできないので早朝がオススメです。
※紅葉時期などは、混雑回避の為車道が通行止めになる可能性があります。
場所
瞰湖台
ここは?
瞰湖台(かんこだい)は十和田湖に突き出た御倉半島にある展望台で、御倉半島と中山半島に挟まれた十和田湖の景色を望めます。
標高が高いので、十和田湖が良く見えます。
また、秋になると紅葉でオレンジ色に色づいた十和田湖の絶景を望めます。
駐車スペースが殆どないので、紅葉時期など繁忙期には要注意です。
場所
八甲田 ロープウェイ
ここは?
八甲田ロープウェイは、駐車場がある山麓から山頂公園まで登れるロープウェイです。
八甲田山の景色を楽しめるロープウェイですが秋には紅葉、冬だと樹氷が見えるスポットでもあります。
山頂公園には散策コースや展望台もあります。
遊歩道は短いコースから長いコースまであるので、時間や体力に合わせて選ぶ事ができます。
展望台からは天気が良いと岩木山や青森市街、北海道も見えるようです。
場所
乙女の像
ここは?
乙女の像は十和田湖畔にある銅像です。
駐車場から乙女の像までは徒歩10台程、途中にある砂浜御前ヶ浜から広い湖を眺めつつ、十和田湖畔を散歩できます。
乙女の像から歩いて行くと近くに八甲田神社もありますので、併せて周るのがオススメです。
場所
③南部エリア(下北半島・八戸など)
大間崎
ここは?
大間崎は本州最北端の場所で、岬にはたまにテレビでも見かけるマグロの一本釣りオブジェがあり、記念撮影にもピッタリな場所になっています。
大間崎から目の前に見える島は「弁天島」と言いますが、天気が良いとその先に北海道を望む事もでき、本当に遠くに来たなぁと感じる事が出来る場所だと思います。
岬付近は平坦になっていて、売店やお土産物屋、食堂などが並び、大間で獲れたマグロも頂く事ができます。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
仏ヶ浦
ここは?
仏ヶ浦はエメラルドグリーンの海沿いに人の背丈を遥かに超えるような巨大な白い岩が並ぶ景勝地です。
まず海の色が本当に綺麗です。海水は透明度が高く、濃いエメラルドグリーンをしています。
これだけでも綺麗なのですが、そこに大きな白い岩が並んでいて、その中を歩く事もできます。
その他仏ヶ浦を眺められる場所は、陸、海、高台といった場所があり、それぞれから絶景を楽しめます。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
恐山
ここは?
恐山は比叡山や高野山と並ぶ、日本三大霊山の一つとされています。
全国的にも有名な「恐山」ですが、あの世に最も近い場所とされ、故人を思う場所として全国から多くの人たちが訪れます。
そのような話があるので、私は恐山を訪れる前は何となく怖い場所というイメージがありました。
でも実際に訪れると重たい空気も無く、周りの景色も綺麗なので恐山は絶景スポットでもあると思いました。
なので、是非とも訪れたい観光スポットになっています!
場所
川内ダム
ここは?
川内ダムは下北半島にある本州最北端のダムで、むつ市街から仏ヶ浦に向かう途中に通りがかる場所でもあります。
オススメな理由はその雰囲気です。
ダム近くを走る県道253号線はセンターラインがあり道幅自体広いですが、立地条件からか交通量が少ないです。
ここを通ると、自然の中を自分のペースでドライブができますし、北に来たと!感じる事もできます。
また、紅葉も綺麗でした。まさに穴場紅葉スポットです。
車通りが少ない場所をのんびりドライブしながら紅葉狩りができるなんて、最高です!
場所
尻屋崎
ここは?
下北半島にある「尻屋崎」です。
下北半島の岬と言ったら本州最北端の岬「大間崎」が有名で、そちらもオススメな観光スポットではありますが、こちら「尻屋崎」もまた違った雰囲気があり、是非とも訪れたい観光スポットの一つです。
売店や食堂が建ち並ぶ大間崎とは違って「尻屋崎」は自然の風景が広がる場所にあります。
岬に向かう道路近くには沢山の馬が放牧されていて、その中を車で走って行けます。
また、岬にある尻屋崎灯台は全国でも数少ない登れる灯台の一つにもなっていて、至る所で絶景を楽しむ事できます。
場所
うみねこライン
ここは?
八戸で一番のオススメドライブコースは、うみねこラインです。
海沿いの綺麗な景色を見ながらのドライブは気持ちがいいです。
うみねこライン沿いには「葦毛崎展望台」「蕪嶋神社」「鮫角灯台」など、絶景スポットや観光スポットが集中しているのもオススメな理由の一つです。
うみねこライン沿いにある観光スポットに寄り道しながらのドライブがオススメになっています。
場所
葦毛崎展望台
ここは?
葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)はうみねこラインの途中にある、太平洋を望む絶景スポットです。
元は旧日本軍が軍事施設として使っていたもので、今では無料の展望台になっています。
歴史ある建造物から絶景を眺めるのもいいですし、絶景を眺めた後は付近の海岸は遊歩道になっているので海沿いを散歩するのも気持ちがいいです。
鳴き砂になっている綺麗な海岸「大須賀海岸」へも徒歩でアクセス可能です。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
蕪嶋神社
ここは?
蕪嶋神社は八戸の街近くの海沿いにある神社で、商売繁盛、漁業安全の守り神として古くから信仰を集めてきました。
蕪島神社の「蕪」が「株」と同じ読み方である事から、「株があがる」御利益があると言われています。
また神社が建つ蕪島は、ウミネコの繁殖地でもあります。
ウミネコは毎年2月下旬から4月中旬にかけて蕪島にも飛来して、8月頃まで居るようです。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
館鼻公園
ここは?
館鼻公園(たてはな公園)は八戸中心地に近い高台にある公園です。
公園内には無料で登れるグレットタワーがあるなど、眺めが良い公園です。
ちなみに、グレットタワーの「グレット」は南部弁で「ぐるっと」の意味です。
八戸の街や港が「グレット」見えるグレットタワーに訪れてはいかがでしょうか。
夕日や夜景も綺麗だそうです。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
八戸キャニオン
ここは?
八戸キャニオンは八戸市郊外にある露天掘りの石灰石鉱山です。
その規模は国内有数で、大きさは東西に約1,000m、南北に約1,800mあります。
驚くべきはその深さで、現時点で展望台から見て200m以上下まで掘削されていて、一番底の部分の海抜は何とマイナス170m!!
この深さは日本一であることから、日本一空から遠い場所とも言われます。
詳しくは下のリンク先から。良かったら見てください。
場所
まとめ
青森県のおすすめドライブスポットでした。
今回ご紹介しきれなかったスポットもあるので、よろしかったらどうぞ。