福岡県

北九州・福岡
石炭記念公園

福岡県田川市

エリア: 北九州・福岡

投稿: 2025年3月20日

石炭記念公園

 石炭記念公園は、福岡県田川市を代表する歴史公園の一つで、かつて三井田川鉱業所伊田坑があった場所に整備されました。 石炭記念公園 炭鉱の歴史と文化を伝える貴重なスポットとして、平成17年に現在の姿へと再整備されています。  公園の中心には「田川市石炭・歴史博物館」があり、日本初のユネスコ世界記憶遺産に登録された山本作兵衛氏の炭坑記録画や記録文書が収蔵されています。また、炭鉱で使用された道具や当時の生活を伝える資料も展示されており、炭鉱文化の貴重な記録を学ぶことができます。さらに、公園内には国の登録有形文化財に指定されている伊田竪坑櫓(たてこうやぐら)や、伊田竪坑第一・第二煙突が今もその姿を残しており、当時の面影を偲ばせます。  また、公園では毎年11月の第1日曜日とその前日に、「TAGAWAコールマインフェスティバル~炭坑節まつり~」が開催されます。この祭りでは、炭坑節の踊りやステージイベントが行われ、地元の特産品販売などもあり、多くの来場者で賑わいます。  園内には広場や複合遊具も整備されており、子ども連れの家族でも楽しめる環境が整っています。歴史と文化に触れながら、のんびりと過ごせる石炭記念公園は、田川市の魅力を存分に感じられるスポットの一つです。 田川市石炭・歴史博物館 田川市石炭・歴史博物館は、福岡県田川市大字伊田2734-1に位置する石炭記念公園内に設置された博物館です。  この博物館は、日本の高度経済成長期を支えた筑豊炭田の歴史や、石炭産業の発展に貢献した人々の暮らしに関する貴重な資料を専門的に展示しています。館内には、採炭の工程を解説する模型や、当時の炭鉱で実際に使用された道具類、炭鉱労働者の生活を再現したジオラマなどが展示されており、訪れる人々に炭鉱の歴史と文化をリアルに伝えています。  特に、日本で初めてユネスコの世界記憶遺産に登録された山本作兵衛氏の炭坑記録画・記録文書は、炭鉱労働者の生活や労働環境を詳細に描いた貴重な資料として高く評価されています。また、炭鉱全盛期の田川地域の社会背景や、エネルギー産業の変遷についても学ぶことができ、歴史に興味のある方にとって見応えのある展示内容となっています。  炭鉱の歴史を学びながら、当時の活気や人々の営みを感じられる田川市石炭・歴史博物館は、地域の文化遺産を次世代へと伝える重要な施設の一つです。 旧三井田川鉱業所 第一・第二煙突 公園内には2つの大きな煙突があります。 本当に巨大で、公園の至る所から見る事ができるシンボルになっています。 坂田顕彰公園 坂田顕彰公園はこの炭鉱公園などを一望できる眺めの良い場所です。 隣接しているので歩いても直ぐです。 詳細はこちらのページから。良かったら見て下さい。 https://dora-tabi.com/sakatakensyo-park/ 旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓 公園内にある竪坑櫓は筑豊に残る唯一の鋼製櫓です。 総高28mにあり、現存する明治期の竪坑櫓として最大級の規模を誇ります。 煙突と同じく公園内の色々な場所からその姿を望む事ができます。 炭坑夫之像 公園内には炭坑夫之像もあります。 像の裏側は眺めが良く、街を見渡す事ができます。 9600形機関車 公園内には大正時代に製造されたという、 9600形機関車も展示されています。

坂田顕彰公園

福岡県田川市

エリア: 北九州・福岡

投稿: 2025年3月19日

坂田顕彰公園

坂田顕彰公園は石炭記念公園に隣接してある公園で、その駐車場辺りからは炭鉱公園全体を一望することができます。 坂田顕彰公園 公園には、鉱山の閉山が相次いでいた頃に市長として民生安定・旧産炭地振興に尽力された坂田九十百先生の銅像などがあります。 その像の近くからは市の象徴だった炭鉱の跡や そこに聳える大きな煙突などを望む事ができます。 特に、五木寛之氏の著書『青春の門』の冒頭で「異様な山」として描かれた香春岳や、かつての炭鉱の象徴であるボタ山が視界に広がり、炭鉱の歴史をより一層感じさせる景観が楽しめます。 また、駐車場にはハート型のオブジェ像もあるので、デートスポットとして活用する事もできます。 この場所から眺める風景は、炭鉱文化の名残と自然が融合した独特の雰囲気を醸し出しており、訪れる人々に深い印象を与え続けています。

福岡市赤煉瓦文化館(旧日本生命九州支店)

福岡県福岡市

エリア: 北九州・福岡

投稿: 2023年4月12日

福岡市赤煉瓦文化館(旧日本生命九州支店)

福岡市赤煉瓦文化館は、日本の福岡県福岡市中央区天神にある、赤煉瓦造りの歴史的建造物を活用した文化施設です。 福岡市赤煉瓦文化館(旧日本生命九州支店) 赤れんが造りの美しい建物は、かつて日本生命保険の九州支店として建てられたもので、1909年に竣工しました。 その後、1969年(昭和44年)に国の重要文化財に指定され、市に譲渡が取得し、保存・活用されることになり、現在では「福岡市赤煉瓦文化館」として開館しています。 ライトアップするので、夜も綺麗です。 福岡市赤煉瓦文化館の様子 入館料は無料、朝9時から夜の22時まで開館しているので観光しやすくなっています。 建物の中には吹き抜けのホールのようになった階段室や、会議室、応接室などがあります。 赤煉瓦造りの重厚な建物、当時の雰囲気が漂う魅力的な空間となっています。

白糸の滝(福岡県)

福岡県糸島市

エリア: 北九州・福岡

投稿: 2022年12月15日

白糸の滝(福岡県)

白糸の滝は標高900メートルの羽金山の中腹に位置する滝で、落差は約24メートルあります。 滝はふれあいの里の中にあります。 白糸の滝ふれあいの里 白糸の滝の近辺は広い公園のようになっていて、この時は休日だった事もあり家族連れで賑わっていました。 自然の中を散策などでき、食事処「四季の茶屋」では、白糸の滝名物のやまめ料理を楽しむことができます。 秋だったので木が紅葉していて綺麗でした。 白糸の滝 駐車場から徒歩5分程の場所に白糸の滝があります。 遊歩道は歩きやすく、家族連れなどで賑わっていました。

潮見公園展望台

福岡県福岡市

エリア: 北九州・福岡

投稿: 2022年11月10日

潮見公園展望台

潮見公園展望台(読み:しおみこうえんてんぼうだい)は福岡市の観光地志賀島にある展望台で、眼下には玄界灘、森が広がる志賀島、遠くには福岡の街などの景色が広がります。 潮見公園 志賀島でも標高の高い場所にある公園で、主に展望台からの景色が見どころになっています。 ちなみに福岡の街の夜景が綺麗なスポットにもなっています。 トイレはありますが、訪れた際は綺麗ではなかったです。。 潮見公園展望台 階段で登れるしっかりした造りの展望台です。 訪れたのは週末の午前中、人は何組か来ていて、良くある公園の展望台としては賑わっていました。 眼下には志賀島の森や玄界灘が広がり、 南から南東を見ると遠くには福岡の街が広がっています。 方角的に逆光になりやすいようですが、福岡タワーや福岡ドームなども見えました。 遠くには玄界灘に浮ぶ離島も。 展望台からの景色のパノラマ写真 展望台からの景色をパノラマ写真にしてみました。良かったらご覧ください。 パノラマ写真

櫛田神社

福岡県福岡市

エリア: 北九州・福岡

投稿: 2022年7月7日

櫛田神社

櫛田神社(くしだじんじゃ)は、福岡市の街の中心地に神社で、地元では「お櫛田さん」という愛称で親しまれています。 正式名櫛田神社祇園例大祭「博多祇園山笠」が奉納される神社としても知られています。 櫛田神社 九州一の繫華街として知られる中州からもほど近いという福岡の街中にある神社で、暗くなった時間帯でも参拝されている方も多く、境内は明るかったです。 写真にはありませんが、、境内には飲むと長生きすると言われれる「霊泉鶴の井戸水」や、通年で見学できる博多祇園山笠の大きな「飾り山笠」もあります。

桜井二見ヶ浦の夫婦岩

福岡県糸島市

エリア: 北九州・福岡

投稿: 2022年2月21日

桜井二見ヶ浦の夫婦岩

桜井二見ヶ浦の夫婦岩(さくらいふたみがうらのめおといわ)は福岡市から近くにある夫婦岩です。 夫婦岩は日本各地の海岸などにありますが、こちらの夫婦岩は夕日が綺麗なスポットとしても知られています。 桜井二見ヶ浦の夫婦岩へのアクセス 桜井二見ヶ浦の夫婦岩は県道54号沿いの海岸にあり、福岡市中心地からのアクセスも良い景勝地になっています。 夫婦岩岩自体も県道の歩道からでも良く見える場所にあり、駐車場からのアクセスも抜群です。 その為と夕日の時間帯という事もあってか多くの観光客で賑わっていました。 桜井二見ヶ浦の夫婦岩 堤防を降りたあたりに水(川?)が流れていてその辺りだけ少し歩きずらかったですが、砂浜の方に向かって下りていけて夫婦岩の方に近づいて行けます。 夫婦岩の目の前には白い鳥居があり、記念撮影をする人などで賑わっていました。 鳥居の正面か、その少し脇の辺りが人気の撮影スポットのようです。 夕日の時間帯は海岸全体がオレンジがかって綺麗でした。 夫婦岩に向かって左側が西なので、夕日もそちらへ沈んでいきます。 撮影の場合は向かって少し左側から撮ると逆光を避けられます。

めかりPA(上り線)

福岡県北九州市

エリア: 北九州・福岡

投稿: 2021年6月18日

めかりPA(上り線)

めかりPAは関門道の上り線(九州側)にあるパーキングエリアです。 2021年6月現在、展望デッキが入るレストラン棟付近が建て替えなどの工事中の為立ち入れません。 駐車場からも眺めは少し良いですが、工事が終わったら立ち寄りたいスポットになっています。 場所

久留米・柳川
三池港展望所

福岡県大牟田市

エリア: 久留米・柳川

投稿: 2025年3月23日

三池港展望所

三池港は、福岡県大牟田市に位置する港湾であり、明治日本の産業革命遺産の一部として世界遺産にも登録されている港です。その三池港を見渡す事ができる展望所です。 三池港 現在も稼働を続ける港でありながら、2015年5月4日には国際記念物遺跡会議(イコモス)からユネスコへ世界遺産リストへの登録が勧告された。そして同年7月、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する23の資産の一つとして正式に世界遺産へ登録された。特に、長崎造船所などと並び、日本において稼働中の産業施設が世界遺産となったのは初の事例であり、歴史的にも大きな意味を持つ出来事となった。 港の管理は福岡県が行っています。 港湾法に基づく「重要港湾」に指定されるとともに、港則法上では「特定港」として分類されている。 この港の建設は、当時三井鉱山合資会社の専務理事であった團琢磨によって提案された。三池港には、日本では数少ない閘門(こうもん)式のドックが設置されており、これはパナマ運河と同様の仕組みを持つ点が特徴的である。 三池港展望所 三池港の近くには港を一望できる展望所があります。 駐車場があり、展望所へはそこから歩いて1分程で着きます。 展望所には案内看板や記念撮影ようのパネルなどがあり、簡易的な案内所も併設されています。 三池港は現在も港湾として機能し、2015年5月4日、国際記念物遺跡会議(イコモス)からユネスコへ「世界遺産リスト」への記載が勧告されました。同年7月には正式に登録され、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する23の資産のひとつとして認められています。 特に長崎造船所などと並び、稼働中の産業遺産が世界遺産に登録されたのは日本では初めてのことであり、大きな注目を集めています。

安の里公園

福岡県筑前町

エリア: 久留米・柳川

投稿: 2025年3月22日

安の里公園

安の里公園は福岡県筑前町にある公園で、毎年秋頃には「巨大わらかがし」を飾るイベントを行っています。 安の里公園 園内では、春の桜やチューリップ、夏のひまわり、秋の紅葉、冬の椿など、四季折々の花々が訪れる人々を楽しませてくれます。植物コーナーに加え、広々とした芝生広場やゲートボール場、バスケットコートなども完備されており、スポーツやピクニックに最適な空間が広がっています。 また、そばを流れる曽根田川の河川敷には、カワセミやシジュウカラなどの野鳥が姿を見せ、耳を澄ませば心地よいさえずりが聞こえてきます。川沿いを散策しながら、自然の息吹を感じるひとときも格別です。 世代を問わず、多くの人々が訪れ、子どもたちは元気いっぱいに遊び、シニア世代はのんびりと憩いの時間を過ごすなど、それぞれのスタイルで楽しめる魅力的なスポットです。 巨大わらかがし 福岡県朝倉郡筑前町では毎年11月頃になるとこの安の里公園で秋の風物詩として知られる『ど~んとかがし祭』が開催されます。そしてこの祭りの目玉となるのが、圧倒的な存在感を誇る「巨大わらかがし」。 「巨大わらかがし」は、角材や竹を組み合わせて作られた骨組みに、収穫後の稲わらを編み込んだ「とば」を取り付けて仕上げる大迫力の造形作品です。 古くから日本の暮らしに寄り添い、人々を支えてきた「わら」を活用することで、五穀豊穣を祈り、日々の食に対する感謝の気持ちを表しているのだとか。その素朴で温かみのある姿は、訪れる人々の心を和ませてくれます。 ちなみに、田畑に立てられるわらや竹でできた人形「かかし」は、かつて「かがし」と呼ばれていたそうです。そんな昔ながらの呼び名を冠したこのお祭りには、伝統と自然への敬意が込められているのかもしれませんね。 この年のメインのかがしは巨大ゴジラ。そばにはサンタさんの帽子をかぶった大仏様の顔のようなかがしも展示されていました。

筑後川昇開橋・筑後川昇開橋展望公園

福岡県大川市

エリア: 久留米・柳川

投稿: 2024年12月6日

筑後川昇開橋・筑後川昇開橋展望公園

筑後川昇開橋は、かつて国鉄佐賀線の一部として、福岡県大川市と佐賀県佐賀市諸富町(当時の佐賀郡諸富町)を結ぶ鉄道用の可動式橋梁でした。この橋は、筑後川を横断する重要な交通路の一部として機能していたが、佐賀線が廃止されると、その役割を終えることとなりました。しかし、昇開橋はその後も保存され、現在では歩道橋として市民に利用され続けています。 筑後川昇開橋 筑後川昇開橋は、鉄道省佐賀線の一部として建設され、1935年(昭和10年)に竣工、同年5月25日に開業しました。舟運との共存を図るため、この橋は一部が可動式の設計となっており、可動橋には旋回橋、跳開橋(跳ね橋)、昇開橋などの種類がありますが、この昇開橋はその中でも、橋桁の一部が垂直方向に上下する形式として、現在日本に現存する最古の昇開橋として非常に重要な位置を占めています。 全長は507.2メートルに及び、可動部分の長さは24.2メートル、昇降差は23メートルで、橋全体が機械的な精密さと大規模な技術によって支えられています。この橋は、鉄道と舟運を同時に可能にした日本の交通史における画期的な存在であり、当時の技術力を物語る貴重な遺産となっています。 また、この橋はその歴史的価値が高く評価され、旧筑後川橋梁(筑後川昇開橋)として、重要文化財および機械遺産に指定されています。その設計や構造は、鉄道時代の技術の粋を集めたものであり、可動式橋梁としての独自性も評価されています。保存活動により、現代でもその姿を見ることができ、橋の周辺では地域の歴史や技術に触れることができる貴重な場所となっています。 筑後川昇開橋の全長は約507メートルで、その建設には多くの困難が伴ったと伝えられています。この橋の橋脚は、最大で15~18メートルの深さに達しており、地元の有明海の干満の差が非常に大きく、水位が一定しないため、掘削作業は非常に難航したといいます。橋桁を設置する際には、船で材料を運び、潮の干満と浮力を巧妙に利用したという記録も残っています。 また、筑後川の水面も有明海の影響を受けて干満の差が大きく、干潮時には可動橋が降りていても小船が通れるようになっている一方で、中型船以上は列車通過のために一時的に停止しなければならない状況が生じました。この点に関しては、佐賀線が開通する際、船舶会社と協議され、船舶が列車通過以外の時間に優先されることが合意され、それを基に昇降式の可動橋が設計されたといわれています。 昇開橋の構造には、橋脚間の距離が約26メートルあり、その上に架けられた可動橋の長さは約24メートルで、橋は最大23メートルまで上昇することができるようになっています。類似の可動橋はかつて清水港線の巴川鉄橋にも存在しましたが、現在ではその橋も廃止されています。 昇開橋の主な構造には、約30メートルの高さの鉄塔、重さ約48トンの可動橋本体、さらに両側の鉄塔に下がる約20トンのウェイトが設置されています。これにより、左右のバランスを保つための平衡ワイヤが取り付けられ、強風にも耐えることができる堅牢な構造となっています。 筑後川昇開橋展望公園 筑後川昇開橋展望公園は、昭和62年に廃止された旧国鉄佐賀線の筑後若津駅跡付近にある公園です。 公園付近にある駐車場や道路の形からは、廃線になった佐賀線の面影を感じます。 公園内には記念碑やオブジェなどが沢山あります。 幸福の鐘 建物があり、その中には幸福の鐘という鐘もあります。 筑後川昇開橋の遊歩道 この時は開いていませんでしたが、公園に直結している筑後川昇開橋を歩いて渡る事もできます。 時間帯によって、当時のように橋を開く演出もしています。 また、冬の夜は寒いからか渡る事はできませんが、 橋は色々な色にライトアップされキレイです。

2022年12月17日

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