納沙布岬
納沙布岬(のさっぷみさき)は、北海道根室市にある日本本土最東端の岬です。
日本で一番早く朝日が昇る場所として知られ、多くの旅行者が「日本最東端到達」の記念に訪れます。
また、海の向こうには北方領土が広がり、日本で最も北方領土に近い場所のひとつでもあります。
道東らしい雄大な景色と、日本の歴史や地理を実感できる、北海道を代表する観光スポットです。
納沙布岬とは?
納沙布岬は、日本本土の東端に位置しています。
「日本最東端」と聞くと離島を含めた最東端を思い浮かべる方もいますが、本土ではここが最も東にあります。
そのため、元旦には日本で最も早い初日の出を見ようと、多くの人が全国から訪れます。
また、この場所は北方領土にも非常に近く、最も近い貝殻島までは約3.7kmしか離れていません。
天気が良い日には歯舞群島や国後島などの島影を肉眼で見ることができ、その近さに驚かされます。
景色の美しさだけではなく、日本の最前線に立っていることを実感できる場所でもあります。
納沙布岬灯台
納沙布岬のシンボルとなっているのが白い納沙布岬灯台です。
北海道最東端の灯台として、長年にわたり船の安全を見守り続けています。
岬と言えば望郷の岬公園を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実際の納沙布岬はこの灯台付近になります。
望郷の岬公園からは数百メートルほどなので歩いて行くこともできますし、灯台前まで車で行くこともできます。
灯台そのものは内部公開されていませんが、白い灯台と青い海の組み合わせは非常に美しく、納沙布岬を代表する景色のひとつになっています。
納沙布岬からの景色
灯台の脇へ進むと、目の前には雄大な海が広がります。
ここから見えるのは、北方領土との間に広がる珸瑤瑁(ごようまい)水道です。
晴れた日には水平線の向こうに北方領土が見え、日本と北方領土との距離の近さを実感できます。
ニュースでは遠い存在に感じる北方領土ですが、実際に現地へ立つと「こんなに近かったのか」と驚く人も多いでしょう。
また、納沙布岬は周囲に遮るものがほとんどありません。
右を見ても左を見ても海が広がり、北海道最東端らしい開放感があります。
海風を感じながら景色を眺めているだけでも、旅の思い出に残る場所です。
流氷が見られることも
私が訪れたのは3月中旬でした。
その時は、海の上に流氷が流れてきていました。
知床の流氷ほど有名ではありませんが、条件が合えば納沙布岬周辺でも流氷を見ることがあります。
実際に見ると、「流氷」という名前の通り、大小さまざまな氷の塊が海流に乗ってゆっくりと流れていきます。
海面一面を覆う流氷も迫力がありますが、こうして氷が漂う様子を見るのも道東ならではの景色です。
運が良ければ、冬から春先にかけてしか見られない貴重な風景に出会えるかもしれません。
納沙布岬観察舎
灯台の裏手には「納沙布岬観察舎」があります。
ここではバードウォッチングを楽しむことができ、季節によっては様々な野鳥を観察できます。
また、双眼鏡を使えば北方領土をより近くに見ることもできます。
景色だけでなく、自然観察を楽しめるスポットとしても人気があります。
日本で一番早い朝日
納沙布岬は、日本本土で最も早く朝日を見ることができる場所としても有名です。
元旦には初日の出を見るため、多くの人が全国各地から集まります。
もちろん元旦以外の日でも、朝日が昇る時間帯は非常に美しく、水平線から太陽がゆっくり顔を出す様子は感動的です。
時間に余裕があれば、ぜひ早朝にも訪れてみてください。
日本最東端ならではの特別な朝を体験できます。
納沙布岬のドライブ・駐車場情報
ドライブ情報
納沙布岬までは根室市街地から約30分です。
道中は信号も少なく走りやすいため、道東ドライブの目的地としても人気があります。
望郷の岬公園とあわせて観光すると、北方領土の歴史や自然をより深く知ることができます。
アクセス
付近には高速道路はありません。
北海道横断自動車道の終点となる根室ICから一般道を利用して向かいます。
高速道路を利用した場合の所要時間目安
- 札幌市から:約6時間40分
- 旭川市から:約6時間40分
- 函館市から:約9時間30分
最寄りIC
北海道横断自動車道 根室IC
根室ICから約30分です。
日本本土最東端でしか味わえない景色
納沙布岬は、「日本本土最東端」という特別な場所です。
雄大な海と空。
すぐ目の前に見える北方領土。
運が良ければ出会える流氷。
そして、日本で最も早い朝日。
ここには、北海道最東端だからこそ見ることのできる景色があります。
道東を訪れたなら、ぜひ日本最東端の地に立ち、その雄大な景色を実際に体感してみてください。







