ここは?
涙岬は浜中町と厚岸町の境界付近の海岸にある、数十メートルに及ぶ断崖絶壁の岬です。
太平洋の荒波を背に泣く乙女の横顔に見えることから、「乙女の涙」とも呼ばれています。
展望台へ続く遊歩道
北太平洋シーサイドラインの厚岸から浜中に向かう途中( 道道123号沿い)にあります。
私が行った時は周りに誰ひとり居なく、かがまないと歩けない位な強風の風音と波の音だけが聞こえていました。
広大な景色の中を歩いていると、青い大空に吸い込まれてしまいそうな不思議な感覚になります。
涙岬
展望台へは徒歩20分位で着きます(急な階段は無いですが、途中緩やかな階段はあります)。飛ばされそうなくらい強い風でした。
涙岬側は崖なので手すりがありますが、反対側(立岩側)は崖が緩やかな為か、手すりがない所もあります。風が強いと少し怖いのでご注意を。
涙岬展望台からでも遠くの方ですが立岩が見えます。
崖の上から見下ろす展望台です。
あまり有名な場所ではないですが、本当に絶景でした。
ポイント
昔、ニシン漁が盛んだった頃、厚岸の青年に恋した乙女が荒波にさらわれて泣く姿が岩になったことから、この地名がついたと言われています。
嵐の夜には乙女の泣き声が聞こえると言われています。
また海に向かって左側には、「立岩」と名付けられた奇岩があります。
この神秘的な乙女の涙は、地元の伝説を刺激し、乙女の愛と苦悩の魂が宿っているとされる岩壁を見ようと、観光客を惹きつけてきたのです。
乙女の涙とタチワ岩の光景は、本当に時間が止まったような場所に連れていってくれ、この場所の感動的でロマンチックなストーリーは永遠にあなたの心に残ることでしょう。
浜中町はモンキー・パンチさんの出身地
ポイント
ルパン三世の原作者、モンキー・パンチさんの出身地はここ浜中町です。ルパン三世には北海道浜中町が舞台になった作品もあるようです。
涙岬展望台のドライブ・駐車場情報
涙岬展望台のアクセス
付近には北海道横断自動車道が通っていてアクセスがいい場所です。
高速道を利用した場合の所要時間目安
札幌市から:通常 約 5時間25分 (367 km)
旭川市から:通常 約 5時間37分 (326 km)
函館市から:通常 約 8時間24分 (607 km)
IC: 北海道横断自動車道 釧路別保IC
どちら方面でも、こちらICが便利です。
ICからは約58分程で着きます。
涙岬展望台の駐車場は?
舗装されておらず、駐車場というより駐車スペースのような場所です。
3月中頃に訪れましたが、地面にはほぼ全面に雪が積もっていました。
3月中旬だとこの付近にある別の絶景スポット、あやめヶ原は駐車場は雪で覆われていて車では入れませんでしたが、こちら涙岬の駐車場はFFのヴィッツでも入れる位で、
遊歩道にはスノーブーツで入れる位の積雪量でした。
涙岬展望台の場所
駐車場