ラッコは絶滅危惧種で、今では全国の水族館を探しても数頭しかいません。
珍しいラッコですが、霧多布岬近くの湯沸には野生で生息しています。
そんな霧多布岬に住むラッコに会うために思ったポイントなどをまとめてみました。
ラッコの居る時期は?
霧多布岬では年間を通じてラッコを観察できます。
私は実際に4月中旬(2019年)と7月下旬(2021年)に霧多布岬を訪れ、共にラッコを見つけられました。
ラッコが居る場所は?
ラッコは波が穏やかな場所にいるようです。
ラッコがいた場所は駐車場から灯台に向かう丁度中間あたりの北側の海でした。
(下のグーグルマップ航空写真を見ても、北側の方が波が穏やかに見えます)
マップ
また、下の地図上には実際にラッコを見つけた場所に印を付けています。
少しアバウトですが、ご参考になれば幸いです。
マップ
ちなみに2021年夏に訪れた際は遊歩道北側の草が刈られていて海の方が見やすいようになっていたので、ラッコを見る場所の目印になると思います。
ラッコが居る具体的な場所は?
私がラッコを見つけたのは、少し沖の波が穏やかな場所、岩場(岸辺)の近く、海に浮いているブイの辺りでした。
(2019年春にはありませんでしたが、2021年夏時点ではブイが幾つか浮いていて、その周りにラッコが集まっている様子が伺えました)
ラッコを見る為に必要な物は?
ポイント
数十メートル崖下にいるので双眼鏡か、写真を撮る場合は一眼レフなどと望遠レンズが必須です。
(ラッコは体長が1m以上あるようですが、肉眼で見ると崖の下に何かいる?位の感覚です。望遠でのぞいたらラッコだったのでビックリしました)
※上の写真の右側中央辺りにラッコが写っています。
※カメラをお持ちの方への情報:35mm換算で450mmの焦点距離で撮れるレンズで撮ってもクロップが必要な位でした。
ラッコは、霧多布岬に行けば直ぐ見つけられる?
霧多布岬に行けば必ずラッコを見つけられるとは限らないと思いますが、先ほどの場所をよく見てみると高い確率でラッコを見つけられると思います!
(私は霧多布岬に過去3回訪れましたが、ラッコを探していた計2回は共にラッコを直ぐ見つけられたので)
ただ霧多布岬はその名の通り霧が多く発生する場所として知られていて、夏など湿気が多い季節は霧が多く発生するようです。
なのでラッコに会うためには霧が晴れているタイミングである必要もでてきます。
でも霧がかかっていても少し待つと霧の切れ間に海を見るとラッコを見つける事ができたので、天候にもよりますが霧がかかっていも諦めずに待つ事もラッコに会うために重要なポイントになってくると思います。
野生の親子ラッコ
霧多布岬では近年ラッコの繁殖が確認されています。
2019年時点ではラッコ2頭?ほどしか見つけられませんでしたが、2021年に訪れた際は親子と思われるラッコを含め6頭以上でしょうか?同じラッコも数えていたかもしれませんが、沢山のラッコに会う事ができました。
下の写真は親子のラッコが写っているものです。
子育てをしているのでしょうか?可愛いらしいですね。
動画でも撮ってみました。
よろしかったら、ご覧ください。
野生のラッコとアザラシ
霧多布岬にはラッコだけではなく野生のアザラシも生息しています。
下の映像は2019年に撮影したものですが、霧多布岬なら野生のラッコとアザラシを同時に見る事ができるかもしれません!
ラッコ写真集
ラッコと言えば、その可愛い姿や仕草で動物園の人気者になっています。
そんな可愛いラッコですが、野生のラッコもやはり可愛いです!
可愛かったラッコの写真を下にまとめてみました。
よろしかったら、ご覧ください。
霧多布岬のラッコの場所