白川郷とは?
白川郷(しらかわごう)は、岐阜県北部にある合掌造り集落です。
日本古来の建築様式である「合掌造り」の家々が数多く残されており、富山県の五箇山にある「菅沼集落」「相倉集落」とともに、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界文化遺産に登録されています。
日本を代表する原風景とも言える景色が広がり、国内はもちろん海外からも多くの観光客が訪れる人気観光地になっています。
白川郷の最大の特徴は、急勾配の茅葺き屋根を持つ「合掌造り」の建物です。
屋根の形が両手を合わせた「合掌」のように見えることから、この名前で呼ばれています。
この地方は日本有数の豪雪地帯として知られ、冬には2メートルを超える積雪になることもあります。
そのため、雪が屋根に積もりにくく、また雪下ろしがしやすいように、このような急勾配の屋根が生まれました。
集落には築100年を超える建物も多く、中には築300年近い合掌造りも現役で使われています。
単なる保存展示ではなく、今も人々が生活を営んでいる「生きた世界遺産」であることも白川郷の大きな魅力です。
なぜ今でも残っているのか
現在では東海北陸自動車道が開通し、名古屋や富山方面から気軽にアクセスできるようになりました。
しかし、昔の白川郷は完全な山奥でした。
周囲を険しい山々に囲まれ、豪雪によって冬は交通が遮断されることも珍しくなかったそうです。
鉄道は通っておらず、国道の整備も長い間進みませんでした。
不便な土地だったからこそ、大規模な開発から取り残され、日本古来の集落景観が奇跡的に残されたとも言われています。
もし早い時代から道路や鉄道が整備されていたら、現在のような景色は残っていなかったのかもしれません。
白川郷の風景
白川郷を歩いていると、まるで昔話の世界に入り込んだような気分になります。
茅葺き屋根の合掌造りが並び、その周囲には田畑や水路が広がっています。
建物の中には土産店や食事処、資料館として公開されているものもあり、実際に中へ入ることができる建物もあります。
歩いているだけでも十分楽しい場所ですが、ぜひ少し足を止めて建物を眺めてみてください。
よく見ると、一軒ごとに屋根の形や窓の配置、茅の色合いなどが微妙に異なっています。
数百年前から人々の暮らしを支えてきた建物が、今も変わらず集落に溶け込んでいることに驚かされます。
また、集落の周囲を囲む山々も美しく、春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色と、一年を通して違った表情を見せてくれます。
白川郷は朝の散策がおすすめ
白川郷は非常に人気のある観光地なので、昼前になると道路や駐車場がかなり混雑します。
特に連休や紅葉シーズン、雪景色が見られる冬は大勢の観光客で賑わいます。
私が訪れたのはお盆休みの朝9時頃でしたが、台風が近づいていたこともあり、比較的ゆっくりと散策することができました。
しかし、それでも時間が経つにつれて観光客はどんどん増えていきました。
写真を撮りながら静かな白川郷を楽しみたいのであれば、朝の早い時間帯の訪問がおすすめです。
人が少ない時間帯だと、水路のせせらぎや鳥の鳴き声も聞こえ、より一層「日本の原風景」を感じることができます。
城山天守閣展望台から見る白川郷
白川郷を訪れたなら、ぜひ立ち寄りたいのが城山天守閣展望台です。
ここからは白川郷の集落全体を見下ろすことができます。
テレビや観光パンフレットでよく使われる写真の多くも、この展望台付近から撮影されたものです。
合掌造りが点在する様子や、それを囲む山々の景色を一度に見ることができ、その美しさに思わず見入ってしまいます。
特に雪が積もった冬の景色は格別で、白い雪に覆われた合掌造りの集落は、まるで絵本やジオラマのような世界になります。
集落の中を歩くだけでも十分楽しめますが、まずは高い場所から全体を眺め、その後に実際に歩いてみると、白川郷の魅力をより深く感じられると思います。
日本の原風景が残る世界遺産
白川郷は派手なアトラクションがある場所ではありません。
しかし、数百年前から続く人々の暮らしと、日本の原風景とも言える景色が今も残されています。
豪雪地帯という厳しい自然環境の中で育まれた合掌造り。
山々に囲まれた静かな集落。
そして四季によって大きく表情を変える風景。
日本人にとってはどこか懐かしく、海外の方にとっては日本らしさを強く感じられる場所ではないでしょうか。
世界遺産という肩書きだけでは語り尽くせない魅力が、白川郷にはあります。
白川郷の駐車場
駐車場は川(庄川)の両側に大きいものがあります。
基本的にこれらの駐車場に停めて白川郷を周る事になると思います。
城山天守閣展望台
ポイント
白川郷が紹介される際に良く取り上げられる景色なので、ご覧になった事があるかもしれません。
白川郷の風景を一望できます。
城山天守閣展望台の駐車場
展望台にも駐車場がありますが20台前後位の規模です。
お盆休みの8時頃は余裕がありましたが繁忙期は直ぐ一杯になりそうなサイズです。
なので時期や時間帯によっては、合掌造り和田家辺りからシャトルバスが運行されるようです。
場所
駐車場
城山天守閣展望台
オススメ度
| 観光 | ★★★★★ |
|---|---|
| ドライブ | ★★★ |
訪問場所の情報
| 滞在時間目安※ | 10分前後 |
|---|---|
| 混雑度目安(5段階)※ | 3(少し混んでいる) |
アクセス
| 住所 | 岐阜県大野郡白川村大字荻町889 |
|---|---|
| 電話番号 | - |
| マップコード | 549 049 161*05 |
| 高速道路アクセス | 東海北陸道 五箇山料金所 から 約30分 |
| 駐車場 | 無料有り |
| 記事取材時期 | 2018年8月中旬 休日 8時頃 |
|---|
※本記事や写真は最新の情報と限りません。
必ず公式ホームページ等で最新の情報をご確認ください。
白川郷
ドライブ情報
幾つか有料の駐車場があります。
アクセス情報
所在地
住所:岐阜県白川村荻町
マップ
※本記事や写真は訪問当時の情報です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。





