バスがとまらない停留所とは?
ドライブの途中でふと現れる、ちょっと変わった名前の絶景スポット。岐阜県高山市朝日町、国道361号線の美女峠にある「バスがとまらない停留所」は、その名の通り、今はもうバスが停まることのない、知る人ぞ知る秘密の展望台です。かつては路線バスの停留所として利用されていましたが、利用者の減少により廃止に。しかし、ここから見える北アルプスの雄大な景色を惜しんだ地元の有志グループ「あさひ田舎暮らし応援隊」の方々が、「この素晴らしい景色をたくさんの人に見てほしい」という温かい想いを込めて、手作りの展望スペースとして整備し直したのです。目の前には、雪を頂いた乗鞍岳や御嶽山がどっしりと構え、そのスケール感に思わず息をのむほど。ドライブの疲れを癒やすのに、これ以上の場所はないかもしれません。ユニークな手作りベンチに腰掛けて、ただぼーっと景色を眺める。そんな贅沢な時間を過ごせる、心温まる立ち寄りスポットなんですよ。
バスがとまらない停留所へのアクセス方法
「バスがとまらない停留所」は、岐阜県高山市と長野県木曽町を結ぶ国道361号線沿い、美女峠の頂上付近にあります。東海北陸自動車道「高山IC」からは、国道158号を経由し、国道361号を木曽方面へ向かって約50分ほど。カーブが続く山道ですが、走りごたえのある scenic drive を楽しめます。展望台のすぐ横に数台分の無料駐車スペースが用意されているので、気軽に車を停めて立ち寄ることができますよ。冬期は積雪や路面凍結の恐れがあるため、訪れる際は道路情報を確認し、冬用タイヤの装着をお忘れなく。
乗鞍岳を一望できる絶景のパノラマ
この展望台の最大の魅力は、何と言ってもこの息をのむような景色!目の前に広がるのは、日本百名山にも数えられる乗鞍岳をはじめ、御嶽山、穂高連峰といった北アルプスの雄大な大パノラマです。ウッドチップが敷き詰められた心地よい空間に置かれたベンチに寝そべれば、どこまでも続く青い空と、壮大な山並みが視界いっぱいに飛び込んできます。まるで自然が作り出した巨大な絵画を独り占めしているような、贅沢な気分に浸れますよ。季節によってその表情をがらりと変えるのも見どころの一つ。春には残雪の白と新緑のコントラストが美しく、夏は生命力あふれる深い緑、秋は山全体が燃えるような紅葉に染まり、そして冬にはすべてを白く染め上げる厳しいながらも美しい雪景色が広がります。風の音と鳥のさえずりだけが聞こえる静かな場所で、壮大な自然と向き合う時間は、きっと忘れられないドライブの思い出になります。
ユニークな手作りベンチで癒やしのひととき
展望台の入口には「HIDA ASAHI」と刻まれた立派な木のゲートが、訪れる人を温かくお出迎え。ここをくぐれば、そこはもう絶景シアターの特等席です。この展望台のもう一つの魅力は、敷地内に点在する、遊び心あふれる手作りのベンチたち。これらはすべて地元の有志の方々が、廃材などを利用して一つ一つ手作りしたものだというから驚きです。ごろんと寝転がれる大きなベンチや、景色をじっくりと眺められる一人掛けのチェア、寄り添って座れるカップル向けのベンチなど、デザインも様々。どれに座ろうか迷ってしまうのも、また楽しい時間です。木のぬくもりを感じながらお気に入りの場所を見つけて、コーヒーを片手にのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。訪れるたびに、手作りならではの温かさに心が和みます。
夜空を見上げる「星空ベンチ」
入口の看板にも書かれている「星空ベンチ」の名の通り、ここは夜になると最高の天然プラネタリウムへと姿を変えます。標高が高く、周囲には街の明かりがほとんどないため、星空観賞にはまさに絶好のロケーション。空気が澄んでいる日には、都会では決して見ることのできない、無数の星々が夜空を埋め尽くします。手が届きそうなほど近くに感じる星のまたたきや、空を横切る壮大な天の川は、まさに圧巻の一言。寝転がれるベンチに体を預け、静寂の中で星空を独り占めする時間は、なんともロマンチックな体験です。昼間の絶景も素晴らしいですが、もし時間に余裕があれば、夜のドライブで立ち寄ってみるのも強くおすすめします。流れ星を見つけられるかもしれませんよ。
バスがとまらない停留所 (展望台)の駐車場は?
無料で停められる駐車場があります。
バスがとまらない停留所 (展望台)の場所
駐車場



