ここは?
御釜は宮城と山形にまたがる蔵王連峰の宮城県側にありますが、両県の観光スポットとして多くの観光客が訪れます。車だと蔵王エコーラインを通って行きますが、宮城県と山形県の両県を結んでいるので、どちら側からでも行けるという事です。ちなみに山形県と宮城県にまたがる蔵王連峰ですが蔵王という山は無く、幾つかの山が合わさって蔵王と呼ばれています。
御釜までの登り方
蔵王エコーラインは御釜から少し離れた場所を通っているので、そこから御釜近くまで行くには方法が3つあるようです。
蔵王ハイラインで登る
1つ目は有料道路の蔵王ハイラインを使い、車で行く方法です。
蔵王ハイラインは蔵王エコーラインの途中で分岐する道路ですが、そちらを通れば御釜近くの駐車場まで行く事ができます。駐車場から御釜までは徒歩2,3分で着くので一番楽な方法です。
ちなみに早朝など蔵王ハイライン料金所の営業時間外に行く事ができれば道路自体通行止めではないので、無料で通れるようです。
リフトに乗って登る
2つ目は蔵王エコーラインの山形側にあるリフトに乗って登る方法です。気候の良い季節はオススメです。
歩いて登る
3つ目は蔵王エコーラインにある駐車場から歩いて行く方法です。
御釜自体に入場料などはかからないので、無料で行ける方法になります。御釜から一番近いと思われる駐車スペースはエコーラインの宮城県側分岐点付近にあります。ただ停められる数はかなり少ないので、特にオンシーズンだと運が必要です。
蔵王エコーラインの途中に無料駐車場は沢山あるので、ハイキングも兼ねる場合は遠くの駐車場に停めるのも良いと思いました。
マップ
夏の蔵王(日中)
ポイント
日中夏の蔵王は観光客が多いです。気温は平野より若干低いですが、思ったほどの涼しさはなかったです。しかし、晴れた日の日中は御釜に光が差し込んで綺麗な色になるので、見応えがあります。天気が良いと御釜の近くで山形と宮城、両県の街を見渡す事ができます。
夏の蔵王(早朝)
早朝に蔵王に行くと夏でも涼しく、9月上旬に登りましたが雲海が見えました。
ポイント
この時、麓の蔵王町などで濃霧注意報が出ていたので、それが雲海になる目安と思いました(注意報が出た後の移動は運転など焦るのでオススメは出来ないです)。日中は観光客が多い御釜付近ですが、休日でも早朝だと少ないので、のんびりと散策ができます。蔵王近くに宿が取れたら朝に散策をするのも良いと思いました。
春の蔵王(早朝)
蔵王エコーラインは4月下旬~5月上旬頃に開通するようです。
ポイント
5月上旬~中旬まではエコーライン沿いに雪の壁が見られますが、夏タイヤでも走れる前提で開通します。
下の写真はエコーラインが除雪を終えた開通後5月中旬の様子ですが、朝の4時台でも10℃位はあります。
因みに雪の壁は私が行った5月中旬だと山形県側に無く、宮城県側には所々ありました。
ポイント
この日は風が強く体感温度は低目なので、厚手の上着があった方がいいと思いました。
蔵王の御釜の様子です。下の写真は凍っていませんが、寒い日だと凍っている事もあるようです。
マップ