ここは?
知床雪壁ウォークは、知床横断道路(国道344号線)の開通直前に開かれる1日限定のイベントで、毎年4月に開催されます。
知床横断道路は通常11月上旬〜4月下旬まで通行止めになり、日本一通行期間が短い国道とも言われています。
場所
その開通直前の知床横断道路を歩いて、除雪作業の見学ができたり、まだ雪で覆われた知床の大自然を感じる事ができます。
天気が良い日にはオホーツク海や、遠くには北方領土の国後島を望む事もできます。
参加は事前の申し込みが必要です。
私は事前にホームページ等で調べて、電話で予約しました。
施設情報
各コース定員
250名
参加費
大人2500円
子ども(中学生以下)1000円
※バスと海鮮汁、傷害保険料金込み。
3月中旬に締め切り
※必ず公式ホームページ等で最新の情報をご確認ください。
選べる2つのコース
ポイント
開通前の知床横断道路からは素晴らしい知床の景色が広がります。
知床雪壁ウォークには2つのコースがあり、
知床半島の北側、ウトロから出発する往復6kmの「ウトロコース」と、
南側羅臼から出発する往復10kmの「羅臼コース」があります。
ポイント
「ウトロコース」は、峠までの上り坂が緩やかなのでファミリーや初心者向けで、
「羅臼コース」は、往復10kmと距離が長くなるので足に自信のある人向けのコースになっています(との事ですが、小学校低学年位の子も参加していました)。
「ウトロコース」に比べて「羅臼コース」は高い雪壁に囲まれた道が多く続いたり、国後島の景色が望めるなど、歩き甲斐がある、絶景ウォーキングコースになっています。
本記事では、快晴の「羅臼コース」を歩いてみた時の様子をご紹介します!
羅臼コース
受付場所は「羅臼コース 道の駅知床・らうす」です。
イベント開催時は周囲に臨時駐車場ができるので、案内に沿って車を停めます。
受付がすんだら、シャトルバスで知床横断道路を目指します!
知床雪壁ウォーク 羅臼コース
知床横断道路に着いたら、知床ウォーク最高地点にある作業中の除雪現場を目指していきます。
バスから降りた時は人が多いですが、歩いているうちに段々とばらけてきます(のんびり登ったせいかもしれませんが。。)。
なので、のんびりと景色を見ながら登る事もできます。
登る時は景色を眺めながらでいいですが、まず一番上の地点を目指した方が良いかもしれません。
一番上の地点で除雪作業をするのは少しの間だからです!!
写真を撮りながらゆっくり登っていたせいで、下の除雪作業を見るのにギリギリのタイミングでした。
登る時には写真をさっと撮って、降りる時にじっくり写真を撮るのがオススメです。
除雪作業
最高地点まで歩いていくと、知床横断道路の除雪の様子が見られます!
真っ青の空に向かって舞う雪が綺麗でした。
雪壁
やはり、大きな見所は、何と言ってもイベントの名前にもなっている雪壁です!
現地では雪の量が少ないと言われていた年の雪壁です、それでも人の背丈の倍以上ある高さの雪壁になっています。
この年で一番高い雪壁は、、
7m!
かなりの高さに圧倒されます。
国後島
天気が良い日には、知床雪壁ウォークをする場所から根室海峡やその先にある国後島も見えます。
知床ウォークが行われる午前中からだと方角的に逆光気味になるのですが、よく見えてます!
運が良いと、その年の気候によっては根室海峡に流氷が流れている事もあるんだとか。
知床の大自然
知床の景色は絶景ですが、雪壁ウォークが行われる知床横断道路はガードレールの先に随所で絶景が見えるスポットがあります。
普段この場所を通る時は自動車が多いと思うのですが、その時あっという間に通り過ぎてしまう場所でも意外に絶景スポットだったりします。
そんな場所に立ち止まって、景色を眺めたり写真を撮ったりできるのも、知床雪壁ウォークの魅力です。
是非とも!
いかがだったでしょうか?
日本一長い間通行止めになる国道「知床横断道路」。
雪壁知床ウォークは、その開通直前に雪が多く残る夏とはまた違った知床の大自然を感じられるイベントになっています。
年に一度しかないイベント事もあって、絶景と共に思い出に残るイベントだと思いました。
週末に行っているイベントなので、是非とも参加してみてください!