城ヶ島とは?
神奈川県・三浦半島の先端にある城ヶ島は、「海と岩と風」だけで十分お腹いっぱいになれる島です。海岸に降りると、ゴツゴツした岩礁がそのまま舞台装置みたいに広がっていて、波の音がずっと低音で鳴り続けます。ここは県立城ヶ島公園を中心に遊歩道が整備され、季節の花(アジサイ、ススキ、水仙など)や、冬の渡り鳥(ウミウなど)も“城ヶ島の風物詩”として語られる場所。ドライブの途中に寄るなら、観光地というより「ちょっと地球を感じる休憩所」って言い方がしっくりきます。
城ヶ島へのアクセス方法
車なら三浦半島南端の三崎方面へ進み、城ヶ島大橋を渡ればそのまま島内へ入れます。城ヶ島大橋は2020年4月1日から渡橋料が無料になっているので、思い立った時にフラッと行きやすいのが嬉しいところ。島内は徒歩向きのスポットが多いので、公共駐車場(ワンデーパス等)に停めて、あとは“歩いて当てに行く景色”を楽しむのが王道です。
馬の背洞門と“岩の海”を歩く
城ヶ島の名物のひとつが「馬の背洞門(うまのせどうもん)」。長い年月、波に削られてできた海蝕の景観で、写真で見るより現地の迫力が強いタイプです。岩の起伏が激しいので、スニーカーよりもソールがしっかりした靴が正解。足元を気にしつつ顔を上げると、いきなり水平線がドーンと来て、頭の中が静かになります。
干潮のタイミングだと、岩のくぼみに潮だまりができていて、海の“裏側”を覗ける感じがします。水面が鏡みたいに空を映していたり、岩肌に緑が張り付いていたり、地味なんだけど見始めると止まらないやつ。城ヶ島は「景色が綺麗」で終わらず、観察するほど情報量が増える海岸です。
この手の岩礁は、歩ける範囲が広いぶん“自分の特等席”を作りやすいのも良さ。波が落ち着いている日は、入り江の水面が穏やかで、時間が溶けます。ドライブで頭が熱くなっている時ほど、ここで一回冷やすと、その後の運転が気持ちよく戻る。そんなタイプの休憩ポイントです。
城ヶ島灯台と公園散歩
城ヶ島の西端側には城ヶ島灯台があり、散歩のゴールにちょうどいい“白い目印”になってくれます。城ヶ島灯台は1870年に初点灯した、日本初期の西洋式灯台のひとつとしても知られています(現在の灯台は建て替え後のもの)。歴史の話を知らなくても、白い塔と青い海の組み合わせだけで十分絵になります。
案内図を見ると、島内は“点”ではなく“線”で楽しむ場所だと分かります。灯台、海岸、展望、遊歩道…がゆるく繋がっていて、思いつきの寄り道がそのまま正解になるタイプ。歩く距離は増えがちなので、最初に「今日は西側だけ」「次は公園側」みたいに大まかに区切ると、満足度が安定します。
港町の空気と、腹ごしらえの楽しみ
景色で満腹になった後に、ちゃんと物理的にも満腹にできるのが城ヶ島の強さ。通りには食堂や売店が並んでいて、海の町っぽい匂いがします。こういう場所の良さって、豪華さより「気取らないうまさ」。車移動の旅だと、こういう一皿がその日の思い出の芯になります。
海沿いの開けた場所に立つと、港の気配が背中側から漂ってくる感じがします。城ヶ島は“離島の遠さ”じゃなく、“本土の端っこ”ならではの濃さがある。だから日帰りでも、旅の密度が上がるんですよね。
ちなみに島内には白秋記念館のような文化系スポットもあって、景色だけじゃない引っかかりが残ります。海と岩でゴリ押しするだけじゃなく、こういう静かな寄り道が混ざると、城ヶ島の印象が“立体”になります。
海沿いの遊歩道と、ドライブの締め
海沿いは遊歩道があって、歩きながら景色が少しずつ切り替わります。撮るなら、遠景よりも“足元の岩+奥の水平線”みたいな構図が城ヶ島っぽい。風が強い日は、髪も気分も持っていかれますが、それが逆に良い。余計な思考が削れて、最後に残るのは「来てよかったな」だけだったりします。
岩礁の近景は、写真にすると地味に見えがちだけど、現地では波の音とセットで完成します。耳で体感する観光地って、意外と少ない。ドライブ旅って基本“目の旅”になりやすいから、ここで一回、耳と肌の旅に切り替えるとバランスが取れます。
ふと遠くに風車が見えたりして、「海の向こうにも生活があるんだな」って現実に引き戻される瞬間があります。その切り替えが心地いい。城ヶ島は、走って・停めて・歩いて・また走る、のリズムが自然に作れる場所なので、ドライブ途中の立ち寄り先としてかなり優秀です。
城ヶ島の駐車場は?
島の中には有料の駐車場が幾つかあります。
城ヶ島の場所
駐車場













