鉾立展望台とは?
秋田県と山形県にまたがる名峰・鳥海山。その中腹、標高1,150mに位置するのが「鉾立(ほこたて)展望台」です。ここは、絶景ドライブルートとして名高い「鳥海ブルーライン」の秋田県側ゲートと山形県側ゲートのちょうど中間地点にあたり、ドライブの休憩に立ち寄るには最高のロケーション。展望台からは、西に日本海と庄内平野が織りなす大パノラマ、東に鳥海山の荒々しくも美しい山肌という、全く異なる二つの絶景を一度に楽しむことができます。また、ここは鳥海山の主要な登山口の一つ「象潟(きさかた)口」でもあり、多くの登山者で賑わう拠点でもあります。駐車場や売店、レストランを備えたレストハウスも完備されているので、長距離ドライブの疲れを癒しながら、ゆっくりと雄大な自然を満喫できるのが魅力。車を降りて数歩歩くだけで、まるで天空にいるかのような開放的な景色が広がり、思わず「うわーっ!」と声が出てしまうこと間違いなしの絶景スポットです。
鉾立展望台へのアクセス方法
鉾立展望台へは、絶景ロード「鳥海ブルーライン」を利用してアクセスします。日本海東北自動車道の「象潟IC」からは約40分、「酒田みなとIC」からは約60分で到着します。カーブが続く山道ですが、道幅は広く整備されているため、運転に自信がない方でも安心してドライブを楽しめます。ただし、鳥海ブルーラインは積雪のため、例年11月上旬から4月下旬頃まで冬季閉鎖となるのでご注意ください。訪れる際は、事前に道路交通情報を確認することをおすすめします。
日本海まで見渡せる!大パノラマの絶景
展望台の駐車場に車を停めて、まず見てほしいのが西側に広がるこの景色!眼下には広大な庄内平野が広がり、その先にはキラキラと輝く日本海がどこまでも続いています。くねくねと駆け上がってきた鳥海ブルーラインの道筋もよく見えて、「こんなに高いところまで来たんだ!」と実感できますよ。空気が澄んだ日には、遠く佐渡島や粟島、飛島まで見渡せることもあるんだとか。夕暮れ時には、日本海に沈む夕日が空と海を茜色に染め上げる、息をのむほど美しい光景に出会えるかもしれません。
目の前に広がる鳥海山のダイナミックな姿
日本海側の穏やかな景色とは対照的に、展望台の東側、つまり山側を向けば、全く違う表情が待っています。目の前に迫るのは、ごつごつとした岩肌がむき出しになった鳥海山のダイナミックな姿。氷河によって削られたとされる深い谷が鋭く切れ込み、その奥には最高峰の新山(しんざん)が堂々とそびえ立っています。夏でも雪が残る雪渓や、谷底を流れる川筋など、大自然が作り出した荒々しくも荘厳な造形美に圧倒されるはずです。
少し視点を変えると、手前の斜面は豊かな緑に覆われ、奥にそびえる荒々しい山とのコントラストがまた見事です。季節や時間帯によって太陽の光の当たり方が変わり、山の陰影が刻一刻と変化していく様子は、いくら見ていても飽きることがありません。この雄大な景色を前に深呼吸すれば、日頃の悩みなんてちっぽけに思えてくるから不思議です。
季節ごとに変わる山の表情
鉾立展望台は、四季折々の美しい表情を見せてくれるのも大きな魅力。特に素晴らしいのが秋の紅葉シーズンです。9月下旬頃から山頂付近が色づき始め、紅葉前線がだんだんと麓へと下りてきます。ナナカマドの燃えるような赤や、カエデ類の鮮やかな黄色が山肌をパッチワークのように彩る様は、まさに絶景。まるで錦の絨毯を広げたかのような景色が目の前に広がります。
もちろん、秋だけではありません。雪解けが進む春には、残雪の白と芽吹き始めた新緑のコントラストが美しく、夏には深い緑に覆われた山々が生命力にあふれています。ドライブの途中で車を停め、季節ごとの山の空気を肌で感じてみてください。訪れるたびに新しい発見と感動がきっとあるはずです。
登山への玄関口としても
この鉾立展望台は、鳥海山登山「象潟口コース」のスタート地点でもあります。しっかりとした装備の登山者たちが出発していく姿を見ていると、なんだか自分も挑戦してみたくなりますね。山頂までは少しハードルが高いですが、展望台の周りには遊歩道も整備されているので、少しだけ歩いてみるのもおすすめです。運が良ければ、可憐な高山植物に出会えるかもしれません。ドライブの休憩がてら、気軽に高山の雰囲気を味わえるのも、この場所ならではの楽しみ方です。
鉾立展望台
観光地情報
おすすめタイプ
ドライブ情報
無料で停められる駐車場があります。
アクセス情報
所在地
住所:秋田県にかほ市象潟町小滝麻針堰
マップ
駐車場のマップ
※本記事や写真は訪問当時の情報です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。






