ここは?
旧相川拘置支所(きゅうあいかわこうちししょ)は1954年、佐渡島の相川地区に「新潟刑務所相川拘置支所」として開設され、佐和田地区に移転する1972年まで実際に使用されていました。
現在では敷地や建物内部は一般に無料で公開されていて、開錠時間には自由に見学ができます。
旧相川拘置支所
旧相川拘置支所は外から見ると蔦が絡まる高い塀の中にありますが、建物だけでなくその塀や門も国登録の有形文化財になっています。
後述しますがその塀の隣に駐車スペースあるのでそこに停めて塀の中に入って行きます。
門の入り口に鉄格子がありますが、そこが一部開いていて小さな入り口のようになっているので、そこから塀の中に入って行けます。
現地の案内を見ると9時~17時まで開いているようで、私が訪れた際はその時間内だったのでそのまま入れました。
入場料は無料です。
本当に塀の中です。。。
昭和から時が止まっているようで、タイムスリップしたような感覚になりました。
ちなみに自分が訪れたのは日曜日のお昼頃でしたが、見学中は一度も人と会うことがありませんでした。
穴場観光スポットのようです。
旧相川拘置支所事務所棟
門を入って直ぐ目の前に 事務所棟 はあり、木造モルタルの建物で昭和の雰囲気もそのまま残っています。
この建物正面に入り口があるので中に入って行きます。
中は外見のイメージそのままで、当時の様子がそのまま残っているようです。
ちなみにこの建物は当時拘置所で勤務していた職員の事務室や、面会の為に使われていた建物になっています。
今を感じさせるものと言えば各部屋等を解説する為に置かれた看板がある位で、その他は当時の様子を感じさせるものばかりです。
旧相川拘置支所炊事・倉庫棟
事務所棟の隣には旧相川拘置支所炊事・倉庫棟があります。
事務所棟の中をそのまま奥へ行くと鉄格子があり、その鉄格子より先は当時「被収容者」や「受刑者」が拘置されていたエリアになります。
ちなみに 炊事・倉庫棟 は刑が確定した「受刑者」が炊飯などをしていた場所です。
旧相川拘置支所居房棟
一番奥にある「居房棟」は刑が確定する前の「被収容者」が拘置されていた場所です。
建物の中には独房が幾つかあり、その中も見学ができます。
独房の中の様子も本当にリアルで「ついさっきまで使われていたのではないか、、、」と思ってしまう位当時の様子を知る事ができました。
リアル過ぎてちょっと不思議な感じです。。なんとも貴重な体験ができました。
旧相川拘置支所の駐車場は?
旧相川拘置支所には塀がありますが、その隣に駐車スペースがありました。
正しい停め方が分かりませんが、普通車なら2台位停められそうです。
旧相川拘置支所の場所
駐車場