ここは?
布海苔記念公園は、本州最北端の岬として知られる大間崎の近くにあり、日本海がよく見える眺めも良い公園です。
布海苔とは?
布海苔とは、北太平洋沿岸域に広く分布し、真正紅藻綱スギノリ目フノリ科フノリ属(学名: Gloiopeltis)に属する海藻の総称です。これらの海藻は、不規則に叉状分枝した円筒状またはやや扁圧した藻体を持ち、しばしば潮間帯上部で群落を形成します。フノリ属にはハナフノリ、フクロフノリ、マフノリなどが含まれており、これらの種はすべて食用とされています。特にフクロフノリは広く利用されており、その他の用途も存在します。例えば、フノリ類の細胞壁多糖であるフノランは、ガムの有効成分や健康食品に利用されています。さらに、古代からは糊の原料としても使用され、漆喰や織物の糊つけ、工芸品、整髪料など、さまざまな分野で重要な役割を果たしてきました。
明治初年に、佐賀平之丞によって考案された布海苔養殖法は、その後に祖父の遺志を受け継いだ佐賀清太郎によって完成させられました。
この出来事以降、投石を用いた布海苔養殖法は、村内はもちろん、青森県内および全国で採用されていて、その記念として布海苔記念公園に碑が建立されています。
布海苔記念公園
公園は海岸沿いにあり、岩場が磯のようになっているような場所です。
国道の沿いというアクセスも良い所にあるので、ドライブ途中の休憩もピッタリな場所です。
観光名所の大間崎からも近いので、セットで巡るのもオススメです。
布海苔記念公園の駐車場は?
公園内、国道沿いに無料で停められる駐車場があります。
布海苔記念公園の場所
駐車場