ここは?
明石藩舞子台場跡は、兵庫県神戸市の舞子に位置する幕末の歴史的遺跡です。また、目の前には明石海峡と明石海峡大橋の絶景が広がってります。
明石藩舞子台場跡
台場跡という砲台のあった跡地ですが、こちらの砲台は幕末の文久3年(1863年)、将軍徳川家茂が大坂湾の海防状況を視察した際、砲台強化の命を受けた明石藩主・松平慶憲によって築かれました。設計と総指揮を担ったのは勝海舟であり、設備は幕府の佐藤與之介が担当、施工は明石藩が行い、神戸海軍操練所などの協力も得て、1865年に完成しました。
この砲台は、淡路島北端の徳島藩松帆台場跡(現在は国の史跡)と対を成し、両岸から明石海峡を通過する黒船を挟撃するという重要な役割を担うべく建設されました。しかし、実際に使用されることはなく、歴史の舞台を静かに見守りながら今日に至っています。
明石藩舞子台場跡からの眺め
明石藩舞子台場跡から望む明石海峡と明石海峡大橋が絶景です。
向こうに見える島は淡路島。
明石海峡大橋は、淡路島やその更に先にある四国へ向かう事ができる巨大な吊り橋です。
明石藩舞子台場跡の駐車場は?
県立舞子公園第一駐車場が近くて便利です。(有料)
明石藩舞子台場跡の場所
駐車場