ピラオロ展望台とは?
北海道のドライブといえば、どこまでも続く道と壮大な景色が魅力ですよね。そんな最高のドライブコースが続くオホーツク海沿岸で、ぜひ立ち寄ってほしい隠れた名所が、佐呂間町にある「ピラオロ展望台」です。ここは、日本で3番目に大きい湖「サロマ湖」と、雄大な「オホーツク海」を同時に一望できる、まさに絶景スポット。展望台は小高い丘の上にあり、そこから見渡す景色は、まるで空を飛んでいるかのような開放感に包まれます。湖と海を隔てる細長い砂嘴(さし)の地形もはっきりと見ることができ、北海道の広大さと自然が作り出した造形美を肌で感じることができます。コンクリート打ちっぱなしのモダンな建物も特徴的で、展望スペースからの眺めはもちろん、建物自体も写真映えするスポットです。ドライブの休憩がてら、この壮大なパノラマを眺めに訪れてみてはいかがでしょうか。
ピラオロ展望台へのアクセス方法
ピラオロ展望台へは、車でのアクセスが基本となります。網走方面や紋別方面から国道238号線(オホーツク国道)を走り、佐呂間町富武士(とっぷし)地区を目指しましょう。国道沿いに案内看板が出ているので、そこから丘の方へ少し上っていくと展望台に到着します。駐車場も完備されているので安心です。網走市内からは約1時間、北見市内からは約1時間半が目安。オホーツク海の海岸線を走る爽快なドライブを楽しみながら、気軽に立ち寄れるロケーションが魅力です。
モダンなデザインが目を引く展望台の外観
丘の上に姿を現すピラオロ展望台は、まるで要塞か美術館のような、コンクリート打ちっぱなしのモダンなデザインが印象的です。周囲の雄大な自然景観との対比が、なんとも言えない独特の雰囲気を醸し出しています。階段を上って展望スペースへと向かう道のりも、まるで秘密基地に足を踏み入れるようなワクワク感がありますよ。この無機質で力強い建築と、どこまでも広がる自然の風景が融合した光景は、訪れる人の心に強く残ることでしょう。
展望台から望むサロマ湖とオホーツク海の絶景
展望台の柵の向こうには、息をのむような大パノラマが広がっています。穏やかなサロマ湖の湖面と、果てしなく続くオホーツク海の水平線。この二つの異なる水景を一度に楽しめるのが、ピラオロ展望台最大の魅力です。私が訪れたのは空気が澄んだ早朝だったのですが、朝日に照らされてキラキラと輝く水面は、時間を忘れて見入ってしまうほどの美しさでした。
視線を少し下にずらすと、眼下には富武士(とっぷし)漁港ののどかな風景が広がります。ミニチュアの模型のように見える漁船や建物が、この場所から見る景色の雄大さをより一層引き立ててくれます。季節や時間帯によって空や海の色は刻々と変化し、訪れるたびに違う表情を見せてくれるはず。特に、夕日が水平線に沈む時間帯は、空と海がオレンジ色に染まる幻想的な光景に出会えるそうですよ。
漁港の様子をじっくりと眺めていると、人々の暮らしの営みが感じられて、なんだか心がほっこりします。遠くから聞こえてくる船の音やカモメの鳴き声が、旅のBGMとして心地よく響きます。ドライブの疲れを癒し、心穏やかなひとときを過ごすのにぴったりの場所です。
名前の由来はアイヌの悲恋伝説
展望台には、この土地の歴史を伝える案内板が設置されています。「ピラオロ」とはアイヌ語で「崖のあるところ」を意味する言葉。そして、この場所には切ない恋の伝説が残されているのです。昔、この地を治めていた首長の娘が、敵対する部族の若者と恋に落ちました。しかし、その恋は許されることなく、追われた若者はこの崖から身を投げてしまいます。それを知った娘も、愛する人の後を追って崖から身を投げたのだとか。この美しい景色に、そんな悲しい物語が秘められていると思うと、目の前に広がる風景がより一層感慨深く感じられますね。
旅の拠点に「民宿ピラオロ荘」
ピラオロ展望台のすぐ麓には、「民宿ピラオロ荘」という宿泊施設があります。展望台の名前を冠したこの民宿は、サロマ湖観光の拠点として利用するのにとても便利。もし、展望台からの夕日や朝日を心ゆくまで堪能したいなら、ここに宿泊するのも良い選択肢です。地元の新鮮な海の幸を使った料理も評判で、アットホームな雰囲気の中で旅の疲れを癒すことができます。展望台の絶景と美味しい食事で、オホーツクの旅をさらに満喫してみてはいかがでしょうか。
ピラオロ展望台
観光地情報
おすすめタイプ
ドライブ情報
無料で停められる駐車場があります。
アクセス情報
所在地
住所:北海道佐呂間町富武士
マップ
駐車場のマップ
※本記事や写真は訪問当時の情報です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。





