灘ヶ崎とは?
神奈川県三浦市・城ヶ島の北西側に突き出した岬が「灘ヶ崎」です。目の前に広がるのは、潮に削られてできたゴツゴツの岩場と、港を守る長い防波堤。観光地っぽい“作られた映え”じゃなく、地層がむき出しの海岸がそのまま主役なのが渋いところです。晴れた日は相模湾越しに富士山が見えることもあり、空と海の抜け感が気持ちいい。城ヶ島の中でも「ちょい寄り」で満足度が出やすい、ドライブ民向けの岬です。
灘ヶ崎へのアクセス方法
灘ヶ崎は「城ヶ島(神奈川県三浦市三崎町城ケ島)」エリア。車なら城ヶ島大橋を渡って島内へ入り、公共駐車場に停めて徒歩で岬へ向かうのが基本です。城ヶ島内の公共駐車場は“ワンデーパス(一日共通駐車券)”が用意されていて、島内で移動しながら観光しやすい仕組みになっています(料金や運用は現地表示も確認推奨)。歩きは岩場もあるので、滑りにくい靴が安心。
灘ヶ崎の岩畳みたいな地層と、岬らしいゴツさ
灘ヶ崎の面白さは、まず足元。岩がスパッと層になっていて、洗濯板みたいな凹凸が延々と続きます。ここは地層観察のフィールドとしても知られていて、断層や堆積の痕跡など“地球のメモ書き”みたいなものがそのまま露出している場所。海沿いの景色なのに、ちょっと理科の遠足感が出るのが良い。
写真みたいに、岬の先へ向かって岩の“筋”が伸びる構図が撮れます。波が穏やかな日でも、岩肌の荒さがあるから画が締まる。ぼーっと立ってるだけで「端っこまで来たな…」って気分になるやつ。時間がないドライブ途中でも、景色の密度が濃いです。
岬周辺は高低差があって、上から見下ろすと海の色が段階的に変わって見えます。足元は整備された道もありますが、岩場へ下りるルートは滑りやすいこともあるので、無理せず“見晴らしの良いところで満足する”のも全然アリです。
近くの名所「馬の背洞門」まで足を伸ばす散策
城ヶ島を歩ける日なら、灘ヶ崎と合わせて行きたいのが「馬の背洞門」。長い年月、波の浸食で岩がくり抜かれてできた海蝕洞穴で、城ヶ島らしい荒々しさの代表格です。穴の向こうに空と海が抜ける構図が気持ちよくて、写真でも強い。
洞門は「めがね岩」と呼ばれることもあるスポットで、見る角度で表情が変わります。ここ、観光パンフっぽい説明よりも“実物の迫力”が勝つタイプ。近づくほど、自然の工作精度が高すぎて笑えてきます。
注意点もひとつ。洞門周辺は岩場が険しい箇所があり、足元次第で難易度が変わります。波が高い日・風が強い日は無理に近づかず、ルートは安全第一で。海は逃げません。
楫の三郎山神社と、小さな鳥居の先にある“港の眺め”
灘ヶ崎の付け根あたりには「楫の三郎山神社(楫ノ神社/楫の三郎神社とも)」として紹介される神社があります。鳥居から階段を上がる、小さな“山の上の社”って感じで、観光地というより島の信仰の匂いが濃い。こういうのがあるから城ヶ島は良い。
祠(ほこら)っぽい雰囲気の場所もあって、派手さはないけど“ちゃんと祈られてきた場所”の空気が残っています。ドライブ旅って、結局こういう小さな場所の積み重ねが記憶に残ったりするんよね。
上からの眺めは、港・防波堤・透明な水のグラデーションが一気に見えて気持ちいい。海の色が「青」じゃなくて、浅いところがちゃんとエメラルド寄りに見えるタイプ。観光地の展望台より、こういう“生活の港を上から見る景色”の方が刺さる人も多いと思います。
ドライブ立ち寄りのコツ(時間帯・写真・安全)
灘ヶ崎は潮位と光で印象が変わります。潮が引くと潮だまりが増えて岩場の表情が豊かになり、逆に満ちてくると波の音が前に出て“岬っぽさ”が強くなる。写真目的なら、岩の陰影が出やすい午前〜昼前あたりが撮りやすいことが多いです(季節・天気で変わるので、その日ノリでOK)。
足元はとにかく滑りやすい場面があります。濡れた岩は想像の3倍すべると思っていい。特に、波打ち際まで寄って“あと一歩”やると危ないので、写真はズームで勝つのが正解。あと冬〜春先は風が強い日もあるので、防寒は一枚多めが快適です。
時間に余裕があるなら、城ヶ島は“島内を少しずつつまむ”遊び方が相性いいです。岬→洞門→灯台公園みたいに、短い距離でも景色が切り替わる。ドライブで来たら、無理に全部詰め込まず「今日は灘ヶ崎で勝ち」くらいの余白を残すと、旅の疲れが増えません。
灘ヶ崎の駐車場は?
近くに有料の駐車場があります。
灘ヶ崎の場所
駐車場














