ここは?
立石岬灯台は、1881年に立石岬に建設された中程度の大きさの白亜の石造物です。日本海側で2番目に建設された灯台とされ、長い歴史を持っています。
立石岬
敦賀半島の最端、立石漁港に近い立石岬はウミネコの鳴き声と静かな水面が混じり合う、のどかなオアシスです。
敦賀市を出発し、立石岬に至るルートは、色ヶ浜などののどかな海岸があり、そこから常宮や水島の風景が望めます。
道の終点から500mほど離れた折り返し地点には、霧に包まれた白亜の立石岬灯台があり、300mほど登ったところにある小道で待っています。
穏やかな雰囲気の中、青い空と輝く灯台の姿は、まさに感動的な光景です。
都会の喧騒から離れた日本海の波間に、そよぐ木の葉の音、そして運が良ければ、敦賀湾に波打つ貨物船やフェリーに出会えるかもしれません。
立石岬灯台へ
立石岬灯台へは車を停めてから歩いて500m程の場所にあります。
立石漁港に車を停めたら、岬の上にある灯台を目指して行きます。
遊歩道の入り口には「クマ出没注意」の看板が!
途中からは山の中を歩いて登っていくので、注意していきます。
最初は右手に敦賀湾の景色を眺めながら海岸沿いを歩いて行きます。
この写真を撮ったのは6月中旬。暑くなり始めた位時期で、あまり歩く人が通らないからか遊歩道には草が生い茂っていました。
海岸は岩がごつごつしているので、それでも遊歩道の方が歩きやすかったです。
海沿いに歩いて行くと「ここから約400m、約15分」の看板が!
ここからは山の中を歩いて登って行きます。
日向は草が茂って歩きずらくて、日陰は薄暗くて猪やクマ、変な虫も出てきそうでちょっと不気味です。。。
階段も意外と急な箇所もあるので、息を切らしながら登っていきました。
立石岬灯台
山道を15分ほど上ると立石岬灯台に着きます。
立石岬灯台は1881年に完成した灯台で、当初は石油ランプを光源としていたが、1914年にアセチレンガス灯、1938年に電気ランプが設置され、照明が近代化された。1960年には現代的なランプが設置され、機械的に自動化されました。
1961年の自動化以前は、灯台に隣接する宿舎にて夜間勤務や灯具のメンテナンスを行っていました。
自動化により無人化され、宿舎は撤去されたが、フェンスや門柱などの遺構が残されています。
当時の象徴的なフランス製のフレネルレンズは役目を終えた後、敦賀市立博物館に寄贈されました。
この時人気が無かったので半島の先っぽにいるのは自分だけという特別な雰囲気もありました。
急な階段を登って疲れてもベンチも置かれているのでのんびりできそうです。
灯台に登る事はできませんが、間近に見る事ができます。
灯台の扉の上辺りをよく見ると「ILLUMINATED 20TH JULY 1881」(1881 年 7 月 20 日点灯)というプレートも付いています。
初点灯した当時から付いているプレートでしょうか、歴史を感じます。
立石岬灯台の駐車場は?
灯台へ続く遊歩道の入り口付近に立石漁港があり、その空いているスペースに停められました。
立石岬灯台の場所
駐車場