インプレッサスポーツとは

インプレッサは、同じくFFと4WDが選べた「レオーネ」の後継にあたります。

インプレッサ自体は平成3年から販売されていて、現在車種は4ドアセダンの「G4」、5ドアハッチバックの「スポーツ」と2種類があります。
派生車種としてSUVタイプのXVもあります。

インプレッサスポーツ、と名前だけ見るとスポーツカーみたいですが、走行性の良さはあってもスポーツカーではありません。
インプレッサがスポーツカーとして有名だった頃のスポーツグレード「WRX」は今では別車種として売られています。

インプレッサスポーツ1.6i-L(FF)を3万km乗ってみて

2020年3月に納車されて1年間が経ちました。
2020年はコロナの影響があり5月前後は外出自粛で県外含め遠くに行けませんでしたが、それ以外の時期に3万km少しを乗って分かった事もあるので、記事を追記していきます。
素人目線ですがインプレッサの良さが伝わるように語ります。

良い所

この車にした理由は一言で言うとキャッチコピーの「これこそがクルマだ」に惹かれたからです。具体的には、

  • 車体は安定性があり車が走る為に理想的な低い屋根、低い車高、ロングノーズ
  • 尖り過ぎず、丸まり過ぎず、昔ながらの丁度良いデザイン
  • 重心が低く、地面に吸い付くような運転感覚
  • エンジンは流行りのハイブリッドやダウンサイジングターボより、安定性を重視するNA水平対向4気筒
  • 安全性能は大衆車の中でトップクラス
  • 車体の高さや重心が低いので悪天候やカーブ、高速域で安定走行が可能
  • 長距離移動をアシストする運転支援システム
  • 車中泊もできて少人数での長距離移動に丁度良いサイズ
  • マニュアルモードとパドルシフトで運転を愉しめる
  • などなど

維持費が少し高い事(エコカー減税なし、1500cc以上なので自動車税が高い、エコカーに比べて燃費が悪い)に目をつぶれれば、軽四の上級グレードとほぼ同じ200万円台前半から買えます。なので天井の高さより走りや乗り心地を重視される方なら、値段以上に満足できると思います。

インプレッサスポーツを買う前に、今流行りの車中泊がしやすいハイトワゴンも一瞬候補に考えましたが、安全性能、走行性能、デザイン、長距離移動の不向きさなどを考えて候補から外れました。
今売れている車のように車高も天井も高くないですが、それが逆に大きな長所になっているので運転が楽しいのです。

少し不満な所

強いて言えば2つほど。。

・少しの段差で床の下をこすりそうに
インプレッサの車高は13cmで低過ぎるわけではないですが、何故か腹をこすりやすい気がします。1回ちょっとした坂道にある段差で軽くこすって以降、段差が怖くなりました。。でもこれは走行を安定させる為車高が低くなっていると思うので、仕方ないと思っています。
※乗っていると慣れてきて、こすりそうな段差が分かってくるので、その時はゆっくり乗り越えれば大丈夫です。

・燃費が良いとは言えない
これはエコカーに比べるとです。

アイドリングストップせずに郊外を走って、
リッター14~18km位、街中だとリッター10~14km位。
しかし、30℃を超える時期に街中で乗るとエアコンを使うせいか燃費が悪くなると感じます。

エコドライブに気を付けると、スタッドレスを履いている12月でも信号が所々しかない郊外の道路ではありますが、100km程の距離をリッター22kmで走ってくれました。
(アイドルストップON、エアコンを使わずヒーターのみ)
なので気を使うと、結構エコに走ってくれます。

実際に走ってみて

そんな不満が小さいと思えてしまうのが、一言で言うとビックリするくらい「走りがしっかり」している事です。走っている時の感覚は「今まで乗った事がない」、言葉で表すなら「高級感」も感じる位です。

路面状況に影響されず直進していく感覚、不快な路面の凸凹を車が吸収している感覚、などはカタログやCMでは伝わらない部分なので、あまり知られていないのが本当に勿体ないです。

低重心の縦置き水平対向エンジンの為か、カーブでのハンドリングも愉しいです。

FFでも十分?

FFもインプレッサの良さ、運転の楽しさは感じられます。

AWDもインプレッサスポーツとXVを試乗や代車で乗りましたが、加速時や坂道では4輪がしっかりと動いていると感じられ、両側や片側だけ水たまりになっている様な道もハンドル操作含めて安心感がありました。

しかし車重が60kg~100kg前後増す為か、加速する際は重さのようなものも同時に感じてしまいました。

好みの問題ですが、個人的には1.3トンと軽くてスッキリ走ってくれるFF車を選んで良かったと思っています。

1600ccでも十分?

長距離移動する場合ですが、4人や5人も人を乗せず、高速道路も飛ばさない限りは1600cc(テンロク)でも十分だと思いました。

1600ccでも高速道路100km走行時なら2000回転前半でクルーズしてくれます。

しかもこの1.6リッターエンジンは吹け上がりが良く、アクセルを踏めば気持ち良く回ってくれますので、もしパワーが欲しい時はアクセルを少し強めに踏めば良いのです(ベタ踏みまでしなくても十分加速してくれます)。

2000ccのデメリット

1600cc以外に2000ccがありますが、それだと直噴になります。

1カ月1,000km前後の乗り方だと気になりませんが、数千km走る場合はメンテナンスに余計気を使わないといけないですし、長い目で見ると手間がかかるかもしれません。

1600ccのデメリット

・高速走行時のエンジン回転数が若干高い
・高速走行の坂道で加速に余裕はない
・人や荷物を載せて走ると特に坂道で力不足
を感じます。加えてAWDだと
・車重が増えるので、1600ccだと特に坂道や高速走行時に余計力不足?
も、XVに乗った時ですが、思いました。

上の4点が気になる場合は2リッターモデルをおすすめします。

FFのインプレッサで雪道は?

雪が降る国道4号(福島)を走り切って栃木で休憩した時

FFのインプレッサでも雪道を安定して走れると思います。

四駆に比べると、凍結路や坂道の発進は劣ると思いますが、普通に雪が積もっている道路なら凄く安定して走れます。

1月に福島の山道や滋賀県関ヶ原の山道を走ったことがありますが、安心感がありました。

関ヶ原からそのまま下道で仙台に帰宅しましたが、雪道で疲労を感じる事は無く全く問題ありませんでした。

アイサイト・ツーリングアシスト

長距離移動が楽な大排気量GTカーは憧れますが値段が高いです。。

NA1000cc台の車でも高速道路や郊外の道を楽に長距離運転したい時、大活躍するのがこの機能です。

長距離運転の時、変化が無くて退屈な道を走る時に便利です。

例えば高速道路だと、前方の車に合わせてアクセルとブレーキを基本自動的に操作してくれて、車線や前方の車も認識するのでハンドル操作もほぼ自動です。

足はいつでもブレーキを踏める状態にして、手はハンドルに添えているだけでOKです(厳密には急な合流、落下物、前の車が急ブレーキを踏む、などの事態に備えて安全を確認する必要もあります)。

個人的に高速道路の運転は変化が無くてあまり好きではないので、この機能は本当に嬉しいです。

1600ccのFFグレードは街乗り用?ロングドライブはできる?

ネットを見ていると「1600ccは街乗り用」という意見を良く見かけますが、私は1600ccのFFインプレッサで問題なく遠出をしてます。

インプレッサは全グレードにツーリングアシストが付きますし、ベースグレードでも安定した乗り心地です。

高速道路でロングドライブ

高速道路で追い越し車線をビュンビュン飛ばして行くと勿論疲れると思います。

しかしツーリングアシストがあるので、高速道路を法定速度位で走れば今まで乗った車とは違い、全く疲れなくなりました。

東北の仙台から九州の大分まで丸1日かけて走りましたが、ツーリングアシストのおかげで翌日に疲れが残る事なく全く問題なかったです。
もしそのまま道が続いていれば、沖縄や台湾へも行けそうな位でした(!?)

一般道でロングドライブ

ツーリングアシストを使わない下道でも、乗り始めの時は遠出する度に疲れが残っていました。

しかし納車後1万km位運転して車を操作する感覚が掴めると、疲れなくなりました。

またベースグレードは唯一タイヤのサイズが16インチなので燃費が若干いいですし、タイヤ交換費用も抑えられるので、遠出を沢山しても維持費が抑えられるのも嬉しいです。

1600ccのFFインプレッサもオススメです!

インプレッサを選ぶときに「安定している」や「雪道を走れる」から四駆を選ばれる方が多いそうです。

確かに四駆の方が安定性や雪道の走破性は高いかもしれませんが、FFでも十分安定感がありますし、雪道でも良く走ってくれると思います。

しかも、逆にFFのインプレッサの方が四駆より車重が軽いので、ワインディングを走るのが楽しい、という良い所もあると思います。

2000ccのグレードより1600ccのグレードの方が初期費用や維持費も安いと思うので、是非1600ccのFFインプレッサを検討されてみてはいかがでしょうか。

2020年6月28日

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