鶴御崎

読み方:つるみさき

2024年12月3日

ここは?

鶴御崎は九州の最東端にある岬で、周囲は自然が広がり鶴御崎自然公園となっています。

鶴御崎

鶴御崎の先端部には、50メートルから200メートルの高さを誇る壮大な海食崖が広がっています。この海食崖の上は、「ミュージアムパーク鶴御崎」として整備されており、訪れる人々を魅了するスポットが点在しています。その中でも注目は、世界各地のツバキを集めた「世界のつばき園」と、絶景が楽しめる「パノラマ展望ブリッジ」です。

特に展望ブリッジからは、眼下に鶴御埼灯台を見下ろし、さらにその向こうには豊後水道が一望できる絶景が広がります。

公園内は四季折々の花々が彩りを添えます。ツバキ、ツツジ、ノジギク、デイゴといった多種多様な植物が、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

灯台から少し足を伸ばせば、九州最東端に位置する展望台に到着。ここでは360度の絶景が楽しめ、近年では「幸せの鐘」を鳴らすカップルたちの姿も多く見られ、ロマンチックなスポットとしても人気を集めています。

展望台からは岬の先端部分や、その先に広がる豊後水道、

周囲の海岸の素晴らしい絶景を見渡す事ができます。

鶴御岬からの眺めをパノラマ写真にしてみました。良かったら見てください。

パノラマ写真

その近くには、壮大な姿を見せる鶴御埼灯台もそびえ立っています。

この灯台は昭和56年(1981年)に完成し、以来この地の象徴的存在となっています。戦時中には要塞としての役割を担い、砲台や壕が設置されました。その名残として、現在も公園内には当時の遺跡がひっそりと佇んでいます。

この地域は、1926年に豊予要塞の一部として要塞化され、戦争遺構が今でも数多く残っています。砲台跡をはじめとするこれらの遺構は、当時の歴史を物語る貴重な存在です。

また、鶴御崎の北側には、約600メートル幅の元の間海峡を挟んで大島が浮かんでいます。

この海峡では、大潮の際に2メートルもの潮目が生じることで知られており、その独特な風景は「段々展望所」から楽しむことができます。

さらに、豊後水道の沖合には、「水ノ子島灯台」で有名な水ノ子島が位置しています。

この灯台に付随する吏員退息所は、現在「豊後水道海事博物館」と「渡り鳥館」として利用され、登録有形文化財にも指定されています。

展望台がある所から更に先に歩いて行けば

鶴御崎の先端の方へ行けます。

先端部分といっても展望台がある所のようにかなり標高があるので、眺めが良いです。

断崖絶壁の素晴らしい絶景が良く見えます。

また鶴御崎は演歌歌手・鳥羽一郎が歌う名曲『男の港』の舞台としても広く知られています。この曲は、当時の鶴見町観光協会の依頼により制作されたもので、累計売上は70万枚を超える大ヒットを記録しました。『男の港』は、地域の象徴的な存在として地元の人々に愛され続けています。

鶴御崎の駐車場は?

鶴御崎の駐車場

無料で停められる広い駐車場があります。

鶴御崎の場所

駐車場

「鶴御崎」の情報

アクセス

住所 大分県佐伯市米水津大字浦代浦

訪問場所の情報

滞在時間目安
記事取材時期

※本記事や写真は最新の情報と限りません。
必ず公式ホームページ等で最新の情報をご確認ください。

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  • この記事を書いた人

どら

平日はサラリーマン、休日は一人で下道を走り回る週末ドライバー。
ドライブ途中で見つけたスポットをご紹介。

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