ここは?
東京タワーは、昭和33年(1958年)に竣工した高さが333mの電波塔で、都心にある東京のシンボルです。
東京タワーは展望デッキになっているトップデッキ・メインデッキ、たくさんのお土産店、フードコート、イベント会場等が入るフットタウンのエリアに分かれています。
※こちらの記事の内容は、展望台からの景色をメインで書いています。
フットタウン
おみやげや飲食、カフェ、企画ギャラリー、季節のイベントなどの観光が楽しめます。
メインデッキ
展望台からは360度東京都心の景色が楽しめます。
メインデッキの高さは地上約150mあり、周りに並ぶ高層ビルと同じ目線位です。
メインデッキは1階・2階と分かれていて、1階にはカフェなど、2階にはオフィシャルショップなどが入っています。
北側を見ると、虎ノ門や霞が関、その先には東京駅がある丸の内や大手町のエリアが見渡せます。
東京の超高層ビル第1号の霞が関ビルや、この写真を撮った時東京で一番高かった環状二号線再開発の虎ノ門ヒルズ、遠くにはスカイツリーも見えました。
西側は六本木ヒルズや東京ミッドタウン、テレビ東京も入る住友不動産の六本木グランドタワー、その先には東京都庁もある西新宿の高層ビル群も見えます。
ちなみに写真でいう東京ミッドタウンの手前、ロシア大使館の目の前にベージュ色をした大きな古い建物「麻布郵便局」がありましたが、その跡地には高さが東京タワーとほぼ同じ330m、日本一高い超高層ビルをランドマークとする「麻布台ヒルズ」が建てられています。
この時は東京オリンピック前という事もあり、ホテルオークラの建て替えや、気象庁の建物があった跡地を再開発するなど、ここ最近は超高層ビルの建設ラッシュが続いています。
南側の眺めは麻布十番や三田方面になり、高層ビルは少ないですが遠くまで続く東京の市街地を望めます。
左の写真は今から50年以上前、霞が関ビルができた直後位に撮った写真ですが、
その当時から全体的に高層ビルが増えているのが分かります。
東京の景色は目まぐるしく変わっているので、是非とも何年かおきに訪れてみたいスポットになっています。
緑色をしたガラス張りの高層マンション、シティタワー麻布十番の遠く先には川崎市武蔵小杉にある高層マンション群も見えます。
ベイエリアの方に目を向けると、都心から品川駅の方まで続く超高層ビルが隙間なく見えます。
タワーより南側は羽田空港が近いために建造物に対する高さ制限があり、ここから見える高層ビルの高さの上限は品川駅付近で約150m~、芝浦付近で約180mほどまでに制限されている為、壁のようになって見えます。
東側を見ると眼下に増上寺、その先には都心のベイエリアが一望でき、海に架かるレインボーブリッジ、その先にはフジテレビなどがあるお台場の高層ビル群も見えます。
少し北を向くと眼下にプリンスホテル、その先には建て替え中の世界貿易センターがある浜松町、その左には汐留シオサイトの高層ビル群、その先には勝鬨、東京オリンピックの選手村があった晴海の超高層マンション群も見えます。
トップデッキ
トップデッキの高さは約250mでメインデッキより更に100mほど高い場所にあり、別料金がかかり展望室も狭いですが、東京都心を見下ろすように見える感覚になるので是非登って見たいスポットです。
東京タワーから発する電波が届かなくなる問題などがあったため、東京都心の超高層ビルは高さが250mほどまでとするものが多く、トップデッキから眺めると遠くまで景色が良く見えます。
東京タワーより高いスカイツリーが完成した為より高い高層ビルが続々建てられてはいますが、タワーの完成から50年以上経った今でも展望台としては東京の中でトップクラスの高さを誇っています。
ベイエリアを見ると、レインボーブリッジ、その先には球体の展望台があるフジテレビ、東京湾の先には房総半島も。
白いロケットのような形をしたNEC本社ビルの上には、メインデッキからはほとんど見えなかった羽田空港の滑走路も見えます。
札の辻交差点近くに建つ赤い縦縞のデザインが印象的な三田ツインビル、この写真を撮った時はまだありませんが、その先には山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」があります。
東の方を見ると築地市場の跡地に新しくできた環状二号線の橋、築地大橋、その付近には勝鬨の高層ビル群、その上遠くには千葉県幕張新都心の高層ビル群も見えました。
南側は神奈川県方面で、遠くに横浜や川崎の武蔵小杉の高層ビル群、横浜の街の先には三浦半島の山まで良く見えます。
東京タワーの場所