福知山城公園

読み方:ふくちやまじょうこうえん

福知山城公園

エリア: 亀岡・福知山

 京都府福知山市

ここは?

福知山城は天正7年(1579年)、丹波を平定した明智光秀によって築かれたお城です。

復元された天守閣は望楼型の独立式を基本とし、初期の天守建築の特徴をよく反映したものとなっています。その内部は郷土資料館として公開され、明智光秀にまつわる資料や、福知山地方の歴史・文化財が丁寧に展示されています。天守から望む城下町の景観は見事で、訪れる者の心を和ませる絶景が広がっています。

福知山城公園

福地山城公園は福知山市街地中心付近にあり、中には福知山城の他、親水広場、朝暉神社、福知山鉄道館フクレル、福知山市佐藤太清記念美術館などがあります。

福地山城公園親水広場

この広場は、歴史的景観や自然環境との調和を重視し、水辺と緑地をふんだんに活用した和風の趣ある公園として設計されています。広場内には、城の堀をイメージした川を中心に、自然石を用いた池やせせらぎ、滝などが配置され、四季折々の植栽が景観に彩りを添えています。これにより、訪れる人々に自然の息吹と水辺の癒しを感じさせる空間が創り出されています。

さらに、限られた敷地を最大限に活用するために、立体的な設計が取り入れられています。施設の配置や植栽計画を巧みに工夫することで、公園全体が広く見え、歩くごとに新たな見どころが楽しめる構成となっています。また、福知山城と親水広場をつなぐ象徴的な太鼓橋「昇龍橋」が架けられ、訪問者に歴史と自然を行き来する感覚を提供しています。

この親水広場は、歴史と自然の融合を体現しながら、福知山城の新たな魅力を引き立てる役割を果たしています。福知山城を訪れる際には、この広場で心安らぐひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

福知山城

かつてはその壮麗な姿を誇っていましたが、明治初期の廃城令により取り壊され、石垣と銅門番所のみが残されることとなりました。

しかし、昭和61年(1986年)に市民の熱意による「瓦1枚運動」が実を結び、三層四階の天守閣が見事に復元されました。石垣は築城当時の面影を色濃く残しており、野面積みや乱石積み、穴太積みと呼ばれる自然石をそのまま用いた豪放な技法が用いられています。

一見無造作にも見えるその石垣は、石材が奥行き深く組まれており、非常に頑強な構造となっています。また、石塔類が埋め込まれている点や、安土城や二条城といった織田信長ゆかりの城に共通する特徴も見られ、歴史的価値の高さをうかがわせます。この石垣は福知山市の指定文化財として現在も大切に保存されています。

さらに、深さ50メートルを誇る「豊磐(とよいわ)の井戸」は、城郭内湛水井としては日本一の深さを持ち、現在も清らかな水を海抜30メートルの高さまでたたえています。この井戸は当時の技術の粋を示すものであり、訪れる人々を驚かせる存在です。

福知山城は、戦国時代の激動を乗り越えながらその歴史を紡いできました。その雄姿は市民の情熱によって甦り、今もなお多くの人々に感動を与えています。歴史の重みを感じるこの城を訪れれば、丹波の豊かな文化と明智光秀の足跡に触れることができるでしょう。

福知山城の中

福知山城の天守閣の中は資料館や展望台になっていて、

1階 明智光秀と福知山城

2階 福知山歴代城主

幾つか写真撮影スポットもあります。

福知山城からの眺め

4階部分は望楼になっていて、城下町福知山の街並みが良く見えます。

眺めは抜群です。

市内を流れる由良川も。遠くの山まで良く見えます。

福知山城公園の駐車場は?

福知山城公園の駐車場

無料で停められる観光駐車場があります。

福知山城公園の場所

駐車場

「福知山城公園」の情報

アクセス

住所 京都府福知山市内記

訪問場所の情報

滞在時間目安
記事取材時期

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必ず公式ホームページ等で最新の情報をご確認ください。

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  • この記事を書いた人

どら

平日はサラリーマン、休日は一人で下道を走り回る週末ドライバー。
ドライブ途中で見つけたスポットをご紹介。

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